【ダンブッラ後編】黄金寺院と、象の楽園カウダラ国立公園と、ヘリタンス・カンダラマホテル

November 01, 2019129 View

2019年7月19日〜22日の3泊、私たち夫婦と嫁の両親でダンブッラに滞在しました。盛りだくさんの日程で観光したので、前編・後編に分けてます。
前編が1日目の話しだけで終わってしまったので、後編は2日目と3日目のはなしです。

2日目は午前中に夫抜きの3人でダンブッラ 石窟寺院(別名、黄金寺院 ; Dambulla Royal Cave Temple and Golden Temple)を見学し、午後からは4人で野生の象を見るためにカウドゥラ国立公園(Kaudulla National Park)へ。

そして3日目にスリランカを代表する建築家ジェフリー・バワ(Geoffrey Bawa)の最高傑作と言われる、ヘリタンス・カンダラマ・ホテル(Heritance Kandalama Hotel)に宿泊しました。
その後はスリランカ旅の最初に滞在したネゴンボまで移動して、4人で2泊過ごしたのち、私たちは次の地インドへ。両親は成田空港へ。
ネゴンボでの滞在はこちら(漁師町ネゴンボ。スリランカのお酒の話しと、満月の禁酒日「フルムーン・ポヤ・デー」)で書いてしまったので割愛、”家族旅行2019 in スリランカ”はこれが最後のブログです。どうぞお付き合いくださいー。

ダンブッラ黄金寺院

ダンブッラ黄金寺院の歴史は紀元前3世紀に遡り、当時から最大規模で最も重要な僧院だったらしいけれど、その後13世紀まで増築・装飾を繰り返し、現在でもスリランカにおける仏教建築の中で、最も印象的とされる建造物です。

黄金寺院はダンブッラの町の中心にあり、アクセスしやすいです。
私たちはダンブッラ2日目、宿泊していたホテルで借りた自転車で向かいました。

ダンブッラの町は小さく、メインロードを外れると水田が広がっていてのどかな景色。

メインロード沿いにあるダンブッラの市場を通過。町は大きくはないけれど果物の収穫量の凄まじいことよ。

黄金寺院のある丘の麓に自転車を停めて、緩やかな階段を登って入り口へ。
入場料は1000ルピー(600円)/人。

寺院内は土足厳禁で靴を預ける必要があるのと、ノースリーブや短パン等の服装だと入場できないので注意が必要です(肩や腰に巻く布がレンタル可能)。

白い建物がそれぞれ石窟の入り口になっていて、その奥に第1窟〜第5窟があります。

小さな入り口からは想像出来ない、大きく広がる空間にびっくり。

数えきれないほど多くの仏様たち。

100を超えるお釈迦様の他に、スリランカの王様の像、ヒンズー教の神像もあるらしい。

2000年もの時を超えて、各時代の王様に改修されつづけてきた壁画群もまた素晴らしく、スリランカで見た歴史的・文化的な遺産としては、ここが一番強い思い出として残っています。

留守番だった夫にはとても申し訳ないけれど、行けてよかったー。

象の楽園カンドゥラ国立公園

ダンブッラ2日目は、黄金寺院を見学後、午後から野生象の暮らす国立公園に向かいました。

当初は日本のガイドブックに掲載されていたミンネリア国立公園(Minneriya National Park)に行くつもりでしたが、ホテルのオーナーさんのおすすめで、カウドゥラ国立公園(Kaudulla National Park)へ。
スリランカの人たちにとってはカウドゥラ国立公園の方が、ダンブッラからは30分ほどドライブが長くなるけれど、ミンネリア国立公園よりも、象も多いし公園も広くて、入場料も安め、とお薦めのよう。

国立公園までのタクシーをチャーターして、公園内を走るジープは到着してから公園入り口で探そうかな、と思ってたんですが、これまたオーナーさんのアドバイスで、ホテルからサファリ用のジープでカウドゥラ国立公園に向かってそのまま園内も案内してもらうことにしました。
ジープ代はダンブッラの往復と園内を廻ってもらうトータルで12,000ルピー(7,400円)、その他に公園の入場料がかかります。オーナー談だと、ミンネリア国立公園だったらジープ代は9,000ルピー前後らしいです。

人数が少ない場合は公園入り口まで別の交通手段で行って、入り口で乗り合いのジープに乗るっていうのが一番安上がりな気はするけれど、グループの人数が多ければ、全行程チャータージープはあり!こんな車でスリランカを走り抜けるだけでもテンション上がる!

ダンブッラを出発し、1時間半ほどでカウドゥラ国立公園の入り口に到着、数十台のジープがずらりと並んでいました。

今日の動物数の掲示もあり、象は200頭だって。ワクワクするなあ!

カウドゥラ国立公園の入園料。

入園料の他にサービス料や車の入園料もかかりちょっと複雑だけれど、大人4人グループで10,000ルピー(6,000円)でした。
ちなみにスリランカ人の入園料は40ルピー(24円)、どれだけ価格差があるんだw

ジープを走らせて、まずは入り口付近で孔雀なんかの野鳥に遭遇。

遠くに黒くて大きな生物の群れがいて、象かなー?と期待したけれど、近づいてみるとバッファロー(水牛)でした。

「いたよ、これは単独で行動する、雄の象だよ。」というドライバーさんの声に振り返ると、公園内初めての象。

「もっと奥に行くと、母親と子象が群れで暮らしている。」ということで、さらに奥地へ。

むっちゃいる!

脚と鼻を上手に使って、無心で草を食んでいます。

グループの動きがシンクロし過ぎてて目が離せない。

お母さんの足元から離れないように一生懸命な、まだ歩くのもおぼつかない子象。

しばらく象を観察していると、レンジャーのジープがやってきて、「象が移動するので道を開けて欲しい」という注意が呼びかけられました。

100頭単位の群れの大移動と、それを見守るサファリジープ。

湖で水を飲むために移動しているよう。詳細忘れちゃったんだけど、スリランカ象は一日20時間近く草を食べていて、数十リットルの水を飲み、寝るときはジャングルの中に戻るそう。それはもう、ここは理想的な住居だろうな。

スリランカは20を超える国立公園があり、シーズンや公園によって、象の他にもワニやヒョウが見られます。
アフリカのサファリを経験した人にとってはスリランカの国立公園は物足りないみたいだけれど、私たちはアフリカ大陸はモロッコとエジプトしか訪れていないし、サファリ自体ほぼ初めてだったので、たくさんの象が自然の中で暮らす姿に感動しました。

大大満足で公園をあとにし、ダンブッラへの帰り道でも数頭の野生象が道路脇を闊歩してました。

公園からは十数キロ離れているし、町も近いのにすごいな、スリランカ。

バワ最高傑作『ヘリタンス・カンダラマ・ホテル』

ダンブッラ3日目に向かったのは、バワ最高傑作と言われるヘリタンス・カンダラマ・ホテル。
自然との一体感をモットーにして、ジャングルの中に埋もれるように建てられたヘリタンス・カンダラマ・ホテルは、ダンブッラから車で20分程の湖の辺りにあります。

内装と施設

1994年にジェフリーバワにより設計、建設されたヘリタンス・カンダラマはモットーの通り、自然にあるものはそのままの形で残され、建設から20年以上たった今、シダや木がホテル全体を覆いなお一層ジャングルの一部になろうとしているように見えました。

バランスよく設置されたこだわりの椅子や、絵画や、彫刻もバワ氏に所以するものが多く、大自然のまま残された岩や手がとどくところまで迫る樹木ですら、芸術作品に見えてしまう。

今では世界各地のリゾートで見られる「インフィニティ・プール」の生みの親もバワ氏なんだって。
インフィニティ・プールとは、プールの水面と外の水景を連続して見えるようにしたデザイン手法です(これ↓)。

ヘリタンス・カンダラマ内にはエントランスを抜けたメインフロアにあるこのインフィニティ・プールの他にも2つのプールがあって、貧乏性なので、たった一泊の滞在なのに全部のプールで泳ぎましたw


ジムや、アーユルヴェーダマッサージをうけられるスパもあります。

部屋

シャワーのみの部屋、バスタブ付きの部屋、ジャグジー付きの部屋、数種類のスイートルームがあり、今回私たちが宿泊したのは、デラックスルームにあたるジャグジー付きの部屋。夕飯と朝食がついて1泊17,000円/人。

レビューをよく読んで二度とない経験だろうからとちょっといい部屋にして、ジャングルを見ながらのジャグジー風呂は最高だったけれど(これも3回も入ったw)、チャンスがあるのなら一番安い部屋でいいから宿泊してみるといいと思うな。
夕食朝食込みのプランでツインルームだとサービス料込みで1部屋18,000円/泊程度、2人で宿泊すれば9,000円/人、それでこの体験はコスパいいんじゃないかな。

私たちが宿泊した部屋にはベランダもついていて、遠くにはシーギリヤロックを望む事もできました。

翌朝、ベランダには猿の家族が。窓を開け放しておくと危険。

食事

部屋を選ぶ際に、食事なし、朝食のみ、夕食と朝食込み、3食付きから選択できます。私たちは夕食と朝食込みのプランです。

チェックイン時にはウェルカムジュースのサービス。

夕飯と朝食はどちらもビュッフェ形式で、スリランカ料理の他に欧米のメニューも並び盛りだくさん、目の前で作ってくれるメニューも豊富です。
目移りし過ぎて忙しく、夕飯の写真はほとんどなかった、、

10種類前後あるスリランカカレーの他に、ローストのお肉や白身魚のクリーム煮が美味しかった。アルコールも料金は高いですが注文できます、ビールが大瓶1,200ルピー(720円)くらいだったと思う。
部屋にも冷蔵庫はあるので、酒飲みはいくらか持ち込んだ方がいいですよ。

朝食ではオムレツや、クレープは目の前で焼いてくれました。写真は焼きたてのドーサ、カレー味のポテト入り。

超失礼な話ですが、来る前は”インドの田舎”くらいにしか考えていなかったスリランカ、本当に想像を遥かに超えて様々な体験をさせてもらいました。インドもお金がなくてもいろんな体験が出来て、お金を出せばそれまたすごい体験がありそうな予感はする(ラグジュアリーなホテルやレストランという意味で)けれど、スリランカの方が絶対に費用対満足度は高いと思う(笑)

優しくて控えめなスリランカの人たち、たくさんの野生動物、美味しいカレー、多様な宿泊施設、たった1ヶ月とは思えないほど楽しかったです!

次回はスリランカの移動とインターネット環境をまとめて、スリランカ編ブログ最後の予定です。

この記事が気に入ったら
いいね!

SIMILAR POSTS