IT大国エストニア、1週間滞在してみたタリンの印象と観光のはなし。

June 11, 20182,591 View

 

ロシアのサンクトペテルブルクを後にし、向かったのはバルト三国の1番北に位置するエストニアの首都、タリン(Tallinn)。タリンには5月15日〜22日のちょうど1週間滞在しました。

 

エストニアといえば最先端のオープンガバメントを持つIT先進国、首都タリンのみの滞在だったけれど、エストニアの印象や、観光に行った場所なんかの話しです。

 

エストニアという国

エストニアは九州と同じくらいの面積と小国ながら、先進的な電子政府(オープンガバメント)を早くに実現したIT大国で、Skype を産んだ国でもあります。

 

侵略を繰り返された歴史から、”物理的な国境が脅かされてもサイバー空間で国を発展させる”という考え方の国で、日本でいうマイナンバーのようなもので、資産状況、教育、医療、選挙、警察、税の申告などが管理されていてクラウド上に保存されているから、仮に国が侵略されたとしても、それらの情報に他国の大使館からアクセスすることが可能らしい。超先進的!

 

電子化したことで、内閣のミーティングが超短縮されたり(そもそも政治家が30代が多いんだって。)、選挙のコストが大幅に削減されたり、不正や隠蔽が減少したり、病院の待ち時間も3分の1になったらしい。

 

すごいな、と思ったのが、今エストニアの人口は130万人なんだけど、外国人もオンライン上で国民登録ができるサービスがあって、オンライン上1,000万人の国家になるのを目標にしてる、というところ。ちょっとここまでくるとピンとこないけれど、国境とか国という概念自体が薄れてきて、オンライン上の力の大きさや、グローバル化の強烈な流れのようなものを感じるなー。

 

滞在1週間で直接感じたIT大国としての一面は、公園やバスターミナルのWifiが強い、クレジットカード払いがメインすぎて現金での支払いをしている人を見かけない、町中を走る市バスの切符を購入するにもオンラインで切符購入→QRコードのダウンロード(キヨスクで買うことも可能だけど)、くらいだけど、インターネット大好き我が家から見るとなにかとカッコ良く感じられます。

 

 

そんなIT先進国エストニアだけれど、手入れの行き届いた庭を持つ郊外の家はどこもすごく可愛くて、のどかな景色。

エストニアの後バルト三国を南下したけれど、郊外のおうちの可愛さはエストニアが1番でした、行ったことないけれど隣国のフィンランドとかもこんな感じなのかな。

 

全くゴミゴミしてなくて、歩道もすごく整備されています。

 

そして公園だらけで、芝生では水着で日光浴している人や、バーベキューを楽しむ人々もたくさん、その上この公園でも強目のWifi、暮らしやすそうだなあ。笑

SIMカードも5GBのものが、3.5€(430円)と格安、今のところヨーロッパの中でも1番に安いかな。

 

タリン観光

タリン観光でもちろん外せないのは旧市街の街並みで、小さな旧市街はぐるりと約2.5kmの城壁で囲まれていて、バルト三国のほかの首都リガ、ビリュニュス の旧市街に比べても完璧な状態で保存されています。

 

旧市街内に20mほどの丘があり、当時は貴族が丘の上で市民が下町に棲み分けをしていたらしく、坂が多かったり丘の上から景色が見晴らせたりできるところも魅力的。

 

旧市街以外にも、滞在期間中だった5月18日と、19日が入場料無料で観光できる美術館や博物館がたくさんあったのでいろいろ観光してきましたー。

 

カドリオルグ宮殿

カドリオルグ宮殿は18世紀にピョートル大帝のために建てられた宮殿で、今は海外からの美術品を展示しています。

無料、または1€の時以外ははいらなくてもいいかな、という感じだったけれど、宮殿のあるカドリオル公園は綺麗だったので時間があったら散歩してみてもいいかもしれない。

 

【カドリオルグ宮殿】

公式HP:https://kadriorumuuseum.ekm.ee/en/

休館日:月曜日

無料日:5月18日、5月19日18:00~23:00、6月1日

1€で入れる日:3月7日、5月30日、9月5日、12月5日

 

クム美術館

クム美術館はエストニアで18世紀〜21世紀にかけて生み出された作品が展示してあります。

カドリオルグ宮殿と同じ敷地内にある美術館で、こちらの方が見応えもあって面白かったです。

 

【クム美術館】

公式HP:https://kumu.ekm.ee/en/

入館料:8€

無料日:5月18日、5月19日18:00~23:00、6月1日

1€で入れる日:3月7日、5月30日、9月5日、12月5日

 

エストニア野外博物館

エストニア野外博物館は、タリン郊外にある大きな公園で、18世紀頃の藁葺き屋根の農家や、木造の礼拝所や風車が点在しています。スタッフが民族衣装で昔の生活の様子を再現したり、農業体験ができたり、昔の遊具で遊べたりと体験型のものも多くて、すごく面白かったです。

18世紀〜20世紀のエストニアの生活が体感できるような作りになっていて、点在する100軒くらいのお家のうち、30軒くらいは中に入れるようになっていました。

 

大型のブランコで遊ぶ子供。

 

通常料金は季節によって違うみたい、あと家族料金なんかもあります。旧市街以外に観光するんだったら私だったらここを選ぶかな。レストランもあるし、一応海に隣接してるからちょっとしたビーチみたいにもなっているし(海には入れないと思うけど)、敷地も広大だから半日くらいは遊べると思います。

 

【エストニア野外博物館】

公式HP:https://evm.ee/eng/home

 

海とビーチ

そういえば海で思い出したけど、私たちが借りていた部屋から5分くらいのところにバルト海が広がっていて、Google Map上にはビーチマークがあったので、到着したその日はすでに夕方だったにもかかわらずに、わざわざ水着に着替えた夫と一緒にビーチに行ってみましたが。

すっごく遠浅、どこまで行っても足首までしか浸からないし、当たり前だけどバルト海は冷たすぎでした。でもビーチ辺には超絶スタイルの美女が水着でビーチバレーをしたりしてたので、見学しにいくのは面白いかも。

 

あと旧市街の近くの港からは、フィンランドのヘルシンキ行きのフェリーも出ていてヘルシンキまでは片道2時間半くらいらしいので、フィンランドへの日帰りも可能です。同じ港には豪華客船も停泊していました。

カオw

 

豪華客船、とはいえこんなに近いご近所づきあいは疲れそうだな、、

 

タリン滞在の感想

タリンの旧市街は小さいし、街自体も大きくはなくって公園がとても多いです、そして少し郊外に行くと公園というよりも、森。エストニアの森の大半は、国のものだから自在にはいって、木の実やキノコを採ったりしてもいいらしくって、自然が豊かで羨ましいな。

 

借りていたアパートメントは旧市街からは5kmほど北西に離れたところの住宅地だったんだけれど、5分も歩くと海、または森でした。ジョギングし放題。

 

借りていた部屋はワンルーム+ロフトがベットルームと簡易的なものだったけれど1週間を過ごすには十分な大きさでした、家賃は1日2,800円。そして目の前には整備された歩道があって、この歩道を横切ればビーチ。

 

ごみごみしたところが苦手で、ジョギングが日課の私たちからはバルト三国の中では1番暮らしやすそうな雰囲気ではあったかなー。

物価の安い東欧の中にあって、物価高でなかなか行けない北欧風の要素もちょっとあるところが良かったな。

 

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