【ダンブッラ前編】シーギリヤロックとピンドゥガラロック、タミル人のお祭り(※閲覧注意)

October 23, 2019124 View

嫁の両親と合流中、キャンディをあとにし、4人で次に向かったのはダンブッラ(Dumbulla)。
ダンブッラでの目的は、超有名観光地シーギリヤロック(Sigiriya Rock)とシーギリヤロックを展望することができる近年有名になりつつあるピンドゥガラロック(Pidurangala Rock)、ダンブッラ石窟寺院(別名、黄金寺院)、象の保護区である国立公園、とたった3泊なのに盛りだくさん。

そしてダンブッラの最後の1泊は、スリランカの代表的な建築家ジェフリー・バワの最高傑作であるヘリタンス・カンダラマ・ホテルにも宿泊しました。

長くなりがちなブログなのに、これはもう超絶長くなる気しかしないので、2記事に分けて書こうかな。
ダンブッラに滞在した2019年7月19日〜22日の思い出の、まずは前編。

キャンディからダンブッラへの道のり

キャンディからダンブッラまでの距離はおよそ70km、バスやタクシーで2〜3時間の距離です。世界遺産シーギリヤロックまではダンブッラからさらに北東に10kmほど。
見所の多いダンブッラ ・シーギリヤエリアですが、私たちは4人だったのでほとんどタクシーを利用し、地図の番号が訪れた順番です。

まずは、キャンディからダンブッラに移動するタクシーで立ち寄った、ノリタケアウトレット(Noritake Factory Outlet)と、スパイスガーデン。

ノリタケアウトレット(Noritake Factory Outlet)

日本の食器メーカー「ノリタケ」は、スリランカに多く工場を持っていて、マタレの町には、アウトレット商品を取り扱う「ノリタケアウトレット」があります。
先日小さな石窟寺院を訪れるためにローカル鉄道で降り立ったマタレですが、その際は歩くのが面倒でパスしてしまったので、ダンブッラに向かう途中にドライバーさんに頼んで、寄ってもらいました。

正規品は5組のティーカップセットで1万円を超える高級食器のノリタケですが、お店の奥には1枚数百円のアウトレットの食器がずらり。
悩んだ末に300円前後のお皿とスープカップを自分たちのお土産用に購入しました。

スパイスガーデン

キャンディとダンブッラのちょうど中間のエリアは、スリランカの中でもスパイスの栽培が盛んで、大小様々なスパイス農場が点在していて、スパイスガーデンと呼ばれるスパイスの説明を聞き購入ができるお土産やさんや、自分の農場のスパイスを使ったレストランや、スリランカ料理教室なんかのアクティビティもあるみたい。

簡単な説明を受けられるスパイスガーデンがあれば、とドライバーさんにお願いして寄ってもらった、大型のスパイスガーデン。通常は1時間くらいかかるグループツアーでの説明を、20分でまわれるようにわがままなお願いをしたところ、超早口の日本語で説明してくれた青年。日本人の私たちよりも日本語が達者でした。日本語は独学だって、天才!

クミン、ターメリック、シナモン、グローブなんかのカレーに使われるスパイスや、アーユルヴェーダのためのオイルの効能や使い方、どんな植物から取れるのかといった説明を、世界各国の言語で無料で受けられて、それらの製品を購入することが出来ます。なかなか面白かった!

仏教徒シンハラ人と、ヒンズー教徒タミル人

スリランカは、75%のシンハラ人と20%のタミル人、その他5%からなる多民族国家で、シンハラ人は主に仏教を、タミル人は主にヒンズー教を信仰しています。上の写真はヒンズー寺院でインドで良く見かけるのと同じもの、数は多くないけれどスリランカ各地でも目にしました。

1983年〜2009年まで26年間も続いたスリランカの内戦の火種は、このシンハラ人とタミル人の民族間の確執で、簡単に言うとこんな感じ。

別の居住区でそれぞれ暮らしていた2つの民族

1815年イギリスが全土を植民地化し、統一支配するために、少数派のタミル人に行政させシンハラ人を統治

1948年英国支配からスリランカが独立し、新政府により「シンハラ人優遇政策」が掲げられてそれにタミル人が反発

1972年の新憲法公布で、シンハラ語を唯一の公用語にし、仏教に特別な地位を与えることを宣言

タミル人が反政府軍となり、1983年より本格的内戦に突入

なんで今こんな話をしているのかと言うと、キャンディからダンブッラに移動する際に、タミルの人たちのお祭りに遭遇したから。

少数派のタミルの人たちが多く住むのはスリランカの北東エリアで、私達はスリランカの南西部しか回らなかったのもあって、今回主に関わったのはシンハラ人の人たち。「タミル語も少し話せる」、「仏教とヒンズー教は親戚みたいなもの、イスラム教は良くない」(これはテロ直後だからだと思うけれど)と言う、タミル人に対しての友好的なセリフはいくつか聞いていたけれど、このお祭りのことを尋ねた時だけは、苦い顔をしていました。

(※閲覧ご注意ください。)

まだ少年なのに、なんだか。でも宗教って本来こういう一面を持ち合わせてるもなのかな。

インドを中心にタミル人やヒンズー教徒は数多くいる中で、こういうのが一般的なのか、全然知識がないんだけど、穏やかで友好的で人間性のある、と思っていたスリランカの違う一面を見た気がして動揺しました。

唯一見ているTV番組「クレイジージャーニー」(最近ヤラセ問題で終わっちゃいましたね、残念。)で、愛好家による人体改造の一種として紹介されていたけれど、まだ善悪の判断が難しいであろう子供が行うこととして、私見ではこれは良くないこと。でもその土地の文化をよく知らない部外者がそんなことを言うのは偏見かな、、

シーギリヤロックとピンドゥガラロック

話題が飛びまくっていますが、キャンディからダンブッラに移動する間に、ノリタケアウトレット、スパイスガーデン、タミル人のお祭り遭遇、を終えて、この日はこのままシーギリヤロックとピンドゥガラロックも周りました。

シーギリヤロック

ジャングルの中にある高さ180mの大きな岩山シーギリヤロックは、5世紀に建造された王宮の遺跡として有名です。
世界的にも有名なこの遺跡、入場料はなんと強気の30USD/人。私たちだけだったら遠目に見て中には入らなかっただろうな。

真正面からシーギリヤロックのカッコイイ姿を眺め、取り囲む水路や庭園跡を見学し、そのあとは階段を登っていきます。岩山の中腹のフレスコ画、シーギリヤ・レディ(撮影禁止)を見て、要塞化した王宮の入り口、ライオン・ゲートへ。

シーギリヤロックは、蜂の活発な日は入園禁止になるほど蜂の巣が多くて、この日もライオンゲートからの急階段を登る箇所で、かなりの蜂が飛んでて怖いです。

岩山の頂にある王宮跡に到着。登ってしまえばもちろん見ることができないシーギリヤ、でも周囲の景色は気持ちがいいです。

写真中央の丘が、シーギリヤを素敵な角度で望むことができると、近年人気のあるピンドゥガラロック。

シーギリヤロックを満喫し、下山後、疲れてしまった母を置いて(←ヒドイ)今度はピンドゥガラロックに向かいます。

母を待たせているし、ダンブッラへ戻る終バスの時間も迫ってきているので、ここからはジョギング(笑)、元気。

ピンドゥガラロック

シーギリヤロックからピンドゥガラロックは2km弱離れていて、トゥクトゥクで向かう事も出来ます。遺跡ではないピンドゥガラロックは、中腹に寺院がありそこで入場料を支払います。料金は500ルピー(300円)。

スリランカの寺院内は靴を脱がなきゃいけないんだけど、裸足で歩くことに慣れてないから痛くて歩きづらい。

靴を履き直して、シーギリヤロックに比べると整備されていない道を進み、一枚岩が広がる頂へ。

目の前に広がる広大なジャングルの中に、威風堂々と聳えるのはシーギリヤロック!

スリランカ人の旅行者から教えてもらったんだけど、ライオンの顔に見えますよね、左を向いたライオンの横顔。どうでしょうか?

シーギリヤ、ピンドゥガラがあるこの周辺のジャングルにはたくさんの野鳥がいるので、観察も楽しい。あと猿も多いです、食べ物を狙ってくるので要注意。

ダンブッラで宿泊した宿

ダンブッラに到着した日と翌日の2泊は、友人にお勧めしてもらった「The Green Edge」に宿泊しました。airbnb での貸切物件も調べたけれど、人里離れた場所にあり不便そうだったのと、大自然満喫型のおうちが多く、両親が不便な環境で大自然を満喫したいとも思えなかったので(笑)

日本人に人気があり、評価もとてもいい「The Green Edge」は Booking.com から予約。日本語がとても上手なオーナーさんが経営する5部屋ほどの小さなホテルで、周囲はジャングルに囲まれて、部屋は清潔で手入れが行き届いていてとても快適でした。

オーナーさんにはタクシーを手配してもらったり、ヘリタンスカンダラマ・ホテルに宿泊する際に荷物を預かってもらったり、野生象の見られる国立公園についてアドバイスをもらったりとてもお世話になりました。
半野外の共通エリアでは、スタッフの方がお香や虫除けを焚いたり、お花を飾ったりと気配りも素晴らしくて落ち着いて過ごすことができました。

料金はツインルームが1部屋45USD。

前編は初日と宿紹介だけで終わってしまったけれど、後編に続きますー。

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