タイのラストリゾート、リペ島〜おすすめ食堂と物価とインターネット環境編〜
2017年10月上旬、一週間タイのリペ島に滞在してきました。
リペ島はタイとマレーシアの国境近くにある、アンダマン海に浮かぶ東西に3km、南北に1kmほどの小さな島です。
ここ↓
離れ小島な上に、リゾートで秘境ならば私たちが行けるような食堂はないんじゃないか、ビール飲めるだろうか、インターネット環境は大丈夫なんだろうか?と少し不安な気持ちで上陸したんですが、ここで結論、発表します。
リペ島の雰囲気
リペ島にはパタヤビーチから、サンライズビーチにかけて数百メートルのメインストリートがあって、旅行者が行くようなお店はたいていそこに集まっており、サンライズビーチに近いほどローカルな雰囲気になってます。
レストランやお土産やさん、旅行会社のほかに薬局やタイマッサージ、タトゥーショップなんかもあって一通りのものは揃う感じ。
リペ島は6月〜10月が雨季なので、私たちが滞在した10月中旬の1週間のうち丸1日が雨で、残りの日も1日のうち数時間雨が降っていました。
雨が降ると、サンセットビーチやサンライズビーチに続く道のいくつかの道路は浸水。笑。(パタヤビーチ寄りのメインストリートは大丈夫でした。)
それでも誰も動じてないところが素敵です。
私たちはリペ島ではめずらしく早寝早起きしてたので行ってないけれど、パタヤビーチや中心地からちょっと外れたところに数軒良さそうな雰囲気のバーもありましたよー。
おすすめ食堂 Nee payaya
1番安い価格帯の食堂、5〜6軒しか行ってないですが、私たち的おすすめ食堂は「Nee payaya」。
タイらしい(辛い)味付けで、食材が新鮮でとても美味しかったです。
Googleの評価はここのお店より、向かいの店のが高かったけれど、そっちはちょっと全体的に甘めの味付けでNee payayaのが好みでした。
客席の奥にオープンキッチンがあって料理上手そうな島のお母さんたちが調理しています。
ご飯とおかずのプレートや、パッタイなんかは80バーツ(250円)で、具材も牛肉・鶏肉・海鮮・イカ・エビ・魚から選べます。
海鮮タイカレーがすごくおいしかったなー。
ソムタム(パパイヤサラダ)は60バーツ(190円)。ここはもち米も美味しい(20バーツ)。
炒め物や揚げ物の、一品料理も同じように具材は好きに選べてどれも150バーツ(500円)です。ビールは、チャンビアとレオが大瓶100バーツ(330円)。
お気に入りはエビのタイ風炒め物と、フレッシュビーフ、ビールがめちゃめちゃススム。笑
店の前に並べてある魚や貝を選んで料理してもらうのは、素材の重さで決まります。小さめの魚で200バーツ(700円)くらいから。
安めの食堂で、大体こんな雰囲気の値段設定です。本土に比べたら1.5倍くらいはするけれど、魚類が新鮮で美味しいし、ラストリゾート(しつこいw)なことを思えば全然高くない値段!
その他の物価
部屋
宿泊していたLipe Village は1泊2400円で、クーラー、冷蔵庫、湯沸かしポット、ソファーと小さなテーブルが付いていて、毎日掃除もしてくれるので超快適でした。
タオル、、w
部屋でのWifiは弱め(ベランダならまあまあ繋がる)なので、SIMがあるとより快適です。
ロッジやバンガローもピンキリであって、私たちも海辺の2,000円くらいで借りれるバンガローとすごく迷ったけれど、湿度が高く暑いうえに蚊も多いので、クーラーや冷蔵庫が部屋にないそっちにしないで本当によかったと思いました。笑。
海辺のバンガローも安いところだとちょっと開放感からは遠い。
Lipe Village は小さな中心街の真ん中に位置するので、バイクタクシーや工事の音、まあまあうるさいですけどね、なので好みの問題です。
ビール
リペ島には2軒のセブンイレブンがあるけれど、ビールはセブンで買うとちょっと割高で大瓶一本84バーツ(250円)します。
でも Walking street(島のメインストリート)の真ん中らへんにある大きめスーパーマーケットや個人商店ではチャンビアの大瓶なら1本65バーツ(200円)から売ってます。これだったら本土と10バーツ(34円)しか変わらないです。
種類も多い。
食堂で飲むとだいたい90〜100バーツで、行っていないけれど海辺のこじゃれたレストランや、生演奏のあるレストランだと150バーツくらいする感じでした。
野菜やお肉
さっきの大きめスーパーマーケットや、サンライズビーチのそばにちょっとローカルな通りがあってそこで野菜やお肉や魚も売っています。
本土からの輸入なので日によっては種類が多かったり、全然なかったりしたけれどそこまで高くなく買えます。
玉ねぎ1個10バーツ、葉物野菜が20〜50バーツ、島バナナは一房50バーツとか、そんな感じ。
卵は一個5バーツ、インスタントラーメンや食パンなんかも本土の2割増しくらいで買えるかな。スーパーマーケットでは冷凍のひき肉とかも小さなパックで30バーツで購入できました。
飲料水
お水は1.5リットルのボトルが6本入って100バーツ(340円)っていうのがよく売ってる中では最安です。なぜか5リットルくらいの大きなボトルはあまり見かけないし、あっても割高。
私たちはWalking street のサンライズビーチ寄りにある場所で、リフィルマシンでお水の購入をしてました。
1.5リットルをリフィルするのにだいたい12バーツ、ペットボトルゴミを出さずに済むので少しだけエコw。(このマシンはリペ島では一箇所でしか見なかったけれど、タイ本土ではよく見かけます。)
インターネット環境
Wifi は本土に比べて少しだけ遅くって不安定だったけれど、特に問題なかったです。
私たちは田舎に強いんじゃないかという予想で大手キャリア「AIS」(日本でいうドコモ的会社)のSIMを、ハートヤイで購入してから来ました。
7日間の無制限(unlimited)で最大速度が6Mbpsのものを選んでSIM代込みで220バーツ(750円)。
SIMをタイで始めて購入する場合にはキャリアのショップでパスポートを提示してSIMをアクティベートする必要があるのですが、リペ島にはキャリアショップは見かけなかったので、タイ本土で済ませた方が安心かな。チャージをするためのカード(?)は売ってそうでした。
現金がない場合でもMobile Topupというサイトでクレジットカードでのチャージが可能です。あとからこのサイトで一日分追加したところ、50バーツで出来ました。
私たちが宿泊した部屋では、公共エリアでのWifiの使用しかできなかったので、自室では概ねSIMでのインターネット接続だったけれど、仕事上でも特に問題なかったみたい。
離れ島だし、終わりかけとはいえ雨季だったので、大雨の日とか停電したりするかな?と思っていたけれど、それも全く杞憂でした。
町外れには大きなソーラーパネルを見かけたんだけど、それで電気をまかなっているのかな。
ATM 事情
タイではATMでのクレジットカードのキャッシング一回につき、220バーツ(750円)という結構な手数料が取られます。
私たちは、大まかに計算し、リペ島で使いそうなお金をキャッシングしたのですが、リペ島に渡る日に、「島の中にあるATMは数が少なくて簡単に中のお金がなくなる」という記事をみてしまったので、万が一に備えもう一度キャッシングをしてから出かけました。
でも到着してみると、リペ島の中には簡単に現金がなくならないであろうくらいのたくさんのATMがあったので、手持ちの現金がなくなっても問題ありません。(ただクレジットカード支払いは今のところ全然できなかったです。)
私たちは手数料が勿体無いという謎の理由で、二度目に1000バーツ(34,000円)ほどのタイバーツをキャッシングしてしまい、それはそのまま次の国に持ち越すことになってしまいました。涙
現金を持ってかないとやばい、はもう過去の話のようです。
まとめ
“秘境”だと思って到着した小さな島、リペ島は観光地として盛り上がってる真っ最中のような感じでした。人も多いし、需要が少なさそうなのにバイクタクシーも多いし、建設中の食堂やコテージも多いです。なので、騒音も結構あるし、処理できてないゴミが溢れてたりなんかもします。
そうは言っても、週末は沢山のゴミがおちていたビーチも、火曜日くらいには片付いていました。こんな運動もしているみたい。
最初はそこにちょっとがっかりしたけれど、秘境だったであろう何年か前にはもしかしたら受けれなかった恩恵、美味しくて手頃な食堂や、キンキンに冷えたビールや、清潔な部屋や、不自由のないインターネット環境、があるのでとても快適に過ごすことができました。しかも1日2人で6,000円くらいで! (もちろんもっとお金を使ってリゾートらしく贅沢に過ごすこともできるし、もっと節約した滞在もできます。)
散歩気分でどこにでもアクセスできる大きさもいいし、なによりも、島の人たちがみんな穏やかで優しくて、心のそこからリラックスできる島でした。
リペ島海編はこちら!
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