コスパ最強!ベトナム鍋をつまみに、ホイアンの世界一安いビール。あと五行山観光。
ホイアン滞在中、世界一安い生ビールと名高いビアホイ、五夜連続で私7杯、夫10杯くらいずつ飲んでました。1杯15円なので二人で17杯飲んでも255円!日本でその値段じゃ生ビール1杯も飲めない!
あとホイアン滞在中、レンタルバイクをして五行山観光に行ってきました。五行山自体も想像以上に面白かったので行って良かったのですが、その日ホイアン郊外で食べた朝ごはんも、ダナンで食べたバインセオ(ベトナム風お好み焼き)も美味しかったのでどなたかのご参考になればと思い、ご紹介しておきますー。
世界一安いビール
私たち夫婦はビールが大好きです。お酒全般が好きだけれど、群を抜いて好きなのはビール、濃い味のクラフトビールも好きだし、薄味で氷入りのアジアのビールも好きです。そして二人とも酒飲み、ビール好きでなかったら多分出会ってなかったと思います。
日本では禁酒日を作るようにしているけれど、海外旅行中は移動日以外は基本毎日飲んでいて量もそれなりにいきます。実際どこを旅した時でも、私たちほどお酒に執着しているバックパッカーに出会ったことがありません。笑
相当どうでもいい話ですが、日本で通常飲むビール(発泡酒)は10年くらい変わらずグリーンラベル、特別な乾杯の時用ビールはインドの青鬼です!
超おいしいのに超安いビールは、今のところジョージアの首都トビリシのビール工場でその場でペットボトルに注いでくれるビールが世界一と思っているけれど、とにかく安いビール世界一はベトナムのホイアンにありました。
その値段はなんと3,000ドン(15円)。
アルコール度数的には3.5〜4%くらいと少し弱めだし、味も薄め、でもそんなの全然構わないってくらいの値段です。かえって食事中にはぐびぐび飲めていい。
(今はもう日本に帰国してますが、最初に飲んだグリーンラベルの味の濃さにかなり驚いたから、慣れてしまってはいたけれどベトナムビールは相当に味の薄いビールだったと思う。)
この激安ビールは、ビアホイと呼ばれていて、主にベトナムの北部、ハノイを中心に飲まれているようなんだけれど、今ビアホイの飲める場所は徐々に減っているらしい。昔はホイアンにもたくさんのビアホイを飲めるお店があって、価格競争をしていたらしいんだけれど、地元の人のビアホイ離れもあって今は私たちが発見した限りではホイアン旧市街にあったビアホイの飲めるお店は5店舗くらいでした。ビアホイのお値段は一杯3,000ドン(15円)でどこも一緒。
メニューの一番下にあるFresh Beer がビアホイ。
このあと、ニンビンとハノイとサパでビアホイにお世話になったけれど、最安値のビアホイはホイアンでした。他のところでは一杯20円〜40円くらいはしたかな、それでも死ぬほど安いけど。
お気に入りのビアホイレストランは「Tea Garden Restaurante」
5店舗あるうちの有名なビアホイレストランは海外のガイドブックにも載っている「Cafe 43」と「Vi Cafe 」なのかな。私たちは「Cafe 43」に2回と、Vi Cafe の隣にある「Tea Garden Restaurante」に4回行きました。
ビアホイを置いている食堂はどこも「Fresh Beer 3,000ドン」の看板を出していて、ビールの値段は同一です。食事メニューは少しだけ Cafe 43 の方が安かったけれど、席のゆったりできる具合と、お店の方の優しさでお気に入りは Tea Garden Restaurante。
Cafe 43 で食べたご飯も美味しかったけれど、あんまり何杯もビアホイのお代わりをしているとちょっとめんどくさそうにされるので、酒飲み的にはちょっと居ずらい、、
でもこんな小洒落たつまみが一品200円ほど。
イカの丸焼き(写真左)は500円くらいとちょっと高か目のお値段。White Rose(ホワイトローズ)というホイアン名物も食べてみましたが、特に美味しかった印象はないかなw
一方お気に入りだったビアホイ食堂「Tea Garden Restaurante」で毎回のように頼んでいたのはベトナム版の鍋。
鍋料理って冷めないし、お酒を飲みながらちょっとずつ食べれるところが最高ですよね。
ホイアンのあともベトナム滞在中結構な頻度で鍋料理を食べていたのだけれど、ここのは味もさることながら量が「少なめ」なところが本当にいいです。
ベトナム鍋を食べようとすると、2〜3人前の量で鶏鍋30,000ドン(1,500円)とかそんな感じなんですけど、二人で食べると他に何も頼めないし、鍋だけでも食べきれなかったりもします。
でも「Tea Garden Restaurante」の鍋は一人でも食べきれるくらいのボリュームで1鍋12,000ドン(600円)程度。
二人で行けばその他にもつまみが頼めるので超最適な量!海鮮バージョン。
お肉バージョンと〆の麺。
レモングラスとトマトとパイナップルと唐辛子が出汁としてたくさん入っているトロピカルな鍋なんだけど、野菜として出てくるハーブ類とも合うし、今まで理解できなかった「料理にパイナップル」って以外とアリなんだ!と新発見。
パイナップルは煮込めば煮込むほど甘酸っぱさがスープに滲みでていくので、パイナップル本体を食べてもそこまで違和感はありません。
そして、ベトナムの人たちは「甘酸っぱい味」が大好きだから、鍋以外にもパイナップルはサラダや漬物にもしょっちゅう入っていてます。
こんな感じで二人で食べて飲んでも1,000円以内、酒飲み的こんなにコスパのいい町はありません。笑
五行山観光と近郊ドライブ
安いビールと私達好みのつまみの話だけっていうのも飲んで食べてばっかりみたいだから、五行山観光に行った話も少し。
私たちは宿泊していた宿からレンタルバイクで行きました。バイクの料金は24時間で10,000ドン(500円)。
五行山はホイアンとダナンの中間地点にある有名観光地ですが、今回ベトナムには主にご飯とビールの為だけにきたので、ホイアンに到着するまでノーチェックでした。
でも山全体が大きな寺院になっており洞窟の中に作られた石像たちの存在感が素晴らしく、想像以上に面白かったです。入場料は調べていたのよりも値上がりしていて、一人40,000ドン(200円)。
五行山は5つの連山からなり、金、木、水、火、土の宇宙を構成すると言われている5つの要素がそれぞれの山に名づけられていて、14世紀以前にベトナム中部沿海地方で栄えたチャンパ王国の遺産もある由緒正しき山だそうです。
それぞれの山にある洞窟の中には岩で作られた大きな石像が鎮座しています。
このちょっと安っぽい感じの仏様(仏壇らしいです)の後ろのように、細く急な洞窟を登っていくことが可能な場所もいくつかありました。
登っていくと大きな鍾乳洞になっていて光が差し込んでいたり、開けた展望台になっていて、ダナンビーチが一望できたり!
ここが一番の大きな洞窟で、光の差込も美しかったです。
その後はTHO QUANG というダナンの北東にある半島をドライブ、特に何もなかったけれど(笑)、人も少なくて海が見張らせて気持ちのいい道でした。
ダナンに入る際に通る有名なドラゴン橋、発想が面白いなあ、ベトナム。
ホイアン郊外で食べた美味しい朝ご飯と、ダナンのバインセオ
五行山とダナンに観光に行った日はせっかくだから、とホイアンでは何も食べずに出発し、この辺りで朝食を食べました。
ベトナムはどこに行っても美味しいものが多かったけれどここもまた記憶に残る名食堂です。元気なおばちゃん二人で切り盛りしているおかず屋さんで、一人前20,000ドン(100円)と格安。スープ2種類付いてきました。
おばちゃんは「適当にこの調味料やら、スープをかけて食べてね!」と大きなアクションで教えてくれます。
こんな感じの外観です。
お昼ご飯はダナンのバインセオで有名なお店「AM THUC XEO」へ。
バインセオは一人前で二個付いてスタンダードなものが確か40,000ドン(200円)くらいだったかな。
巻いて食べる用の野菜がもりもりで、野菜の種類のセンスがいい!w
あとこのゴマだれが激ウマです。
有名なお店みたいだから、グーグルマップで名前を入れればすぐに出てくると思います。
ホイアンまとめ
今回ベトナム1ヶ月で、合計6箇所に滞在したけれど、ベトナムで長期滞在するなら次回は多分ホイアンのちょっと郊外にするだろうなってくらいに居心地が良かったです。
宿泊していたホテルは295,000ドン(1,500円)で十分に広く、大きなバスルーム、冷蔵庫、お湯ポット、小さなベランダ付き、毎日掃除してくれてとても清潔でした。
ベトナムで私が探したときはまだ、AIRBNB の良さそうな部屋はあまりなかったんだけれど、これで家賃30,000円/月程度でキッチンとちょっとした庭がついてるような部屋を見つけられたらすごく楽しいだろうなあ。
何と言ってもビールは15円だし、外食しても一食100〜200円程度だし、生活費のコスパと快適さという意味ではアジアで一番かもしれない。町の雰囲気もいいし、少し郊外に出ればそんなにゴミゴミしていないし。
日本からのアクセスもどんどん良くなっているから、また近いうちに戻ってこよう。
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