紅葉がキレイな季節に、レイクオハラに行ってきたよ! 〜 行き方・トレイルエリア編
2015年9月22日〜24日でのレイク・オハラ(Lake O’Hara)に行ってきました。レイク・オハラはバンフ国立公園(Banff National Park)の中に位置していて、レイク・ルイーズ(Lake Louise)の南西20kmくらいのところにあります。
カナディアンロッキーの中でも、厳しい入場制限がされていて、マイカー規制もあるので、「聖地」「秘境」なんて呼ばれているようです。その中でも、9月のカラマツが紅葉した時期が一番きれいなんだって!
行ってみたいな、でもハードルが高そうだし、無理だろうな、、と思っていました。
レイク・オハラに行く方法。
レイク・オハラはここにあります。
Lake O'Hara(レイクオハラ)
レイク・オハラエリアは、レイク・オハラ駐車場から先が、マイカー規制がされていて、一般自動車の通行は禁止されています。レイク・オハラエリアに行くには、シャトルバスを予約するか、ツアーに参加するか。または徒歩で行くか。片道11kmなので、歩けないことはないですが、砂利道の林の中なので、景色がいいわけではありません。
ツアーは高額だし、レイク・オハラエリア内でもたくさん歩く予定だから、出来ればシャトルバスで行きたい。でも、バスの予約が取れずに、天気が良くてどうしても行きたくなったら歩いて行こう、そう思って現地に入りました。
シャトルバスの予約方法
シャトルバス、エリザベスパーカーハット(レイク・オハラにある山小屋。宿泊料42CAD。)、キャンプ場の予約が、乗車日の3ヶ月前からスタートし、電話でのみ受付を行っています。日本から短期旅行で行く予定の方や、お休みの都合で行く日にちが決定している方は、なるべく早く(できれば3ヶ月前の予約スタートと同時に。)予約を取ったほうがいいと思います。
キャンセルも可能です。
宿泊施設を予約した場合、シャトルバスの予約も同時に行うことが出来ます。
私たちの場合は、3ヶ月前の時点では、「9月の中旬〜後半にかけて、カナディアンロッキー」くらいの予定しか立てておらず、カナディアンロッキーエリアでの交通手段や、歩きたいトレイルも曖昧だったので、予約はしませんでした。
狙ったのはキャンプ場のキャンセル待ち。
もともと行くなら、2泊はしたいな、と考えていたので、レイク・オハラキャンプ場にキャンセルによる空きがでるの狙いました。
カナディアンロッキーが最も混む7月、8月はわかりませんが、日程に前後合わせて1週間程度の余裕があれば、キャンセル待ちで、行ける可能性は高いと思います。
こちらの公式サイトの『Check Availability』をクリックするとキャンプ場とシャトルバスの空き状況が確認できます。もちろん現地インフォメーションで確認してもらうことも可能。
予約は電話でのみ受け付け。自分で電話する必要があります。
ジャスパーに到着した9月中旬、インフォメーションセンターでレイク・オハラキャンプ場の空き状況を確認します。私たちがカナディアンロッッキーに滞在する9月後半までの2週間で、「レイク・オハラキャンプ場に2泊連続でキャンセル待ちによる空き」は3ヶ所くらいあったと思います。(9月後半になると気温も下がるので、キャンセルする方が結構多くいるようです。)他のトレイルも歩く都合上、一番都合のいい日程を選び、電話で予約。予約の電話をし、その際に口頭でクレジットカードの番号なども伝えました。翌日くらいに、「予約を受け付けました」のメールが来て一安心。
料金は、
・シャトルバス往復 14.7CAD
・オーバーナイトバックカントリーパーミット 9.8CAD/1泊
・キャンプサイト、シャトルバス予約手数料 11.7CAD/1campsight
二人で2泊して、合計80.3CAD(約8,000円)。ちなみにキャンセルする場合、手数料として11.7CADかかります。
当日は駐車場に車を置き、8:30のシャトルバスでレイク・オハラに向かいます。所用30分。車内ではスタッフの方が、注意事項を説明してくれます。
予約は、名前で管理されています。そして行きのシャトルバスで、復路のシャトルバス用のトークン(プラスチックの丸いコインみたいなもの)を渡されます。無くさないように注意。
レイク・オハラキャンプグラウンドに到着です。心配していた天気も大丈夫そう!
トレッキングエリアとトレイル
地図中央にあるLake O’Hara(レイク・オハラ)から伸びる複数の点線がトレイル。壮大な山々の麓に、美しい氷河湖が点在しています。
レイク・オハラから右下のエリア(写真中央)がメインのトレッキングエリアになります。私たちは、左上に広がるエリアには行っていません。
Lake O’Hara (レイク・オハラ)
キャンプ場から、Lake O’Hara までは片道2km。Lake O’haraを一周(4km)することも出来ます。湖畔にはLake O’Hara Lodge というホテルもあります。料金はたかそうですが、素晴らしいロケーションのロッジでした。
Lake McArthur(レイク・マッカーサー)
Lake O’Hara から片道4km。標高差310m。Trail Mapの一番下に載っている大きな氷河湖です。一番最初に行ったからか、ここが一番感動しました!道中にはビッグホーンシープ(山羊)の姿も。
近くに寄ったらこんなに青い!
Opabin Lake(オパビン・レイク)
Lake O’Hara から片道3.7km。標高差250m。小さな湖が連なり、一番奥に位置するのがオパビンレイクです。
湖自体は小さく、青さもそこまでではないけれど、ここに至るまでの道が、一番カラマツの紅葉が綺麗だった!
カラマツの紅葉は、針葉樹の一つ一つが黄色くなるの。
日本で針葉樹が黄色くなる紅葉は、私は見たことないかな。
Lake Oesa(レイク・オエサ)
Lake O’Hara から片道3.4km。標高差250m。時間帯にもよると思いますが、ここの湖のエリアが一番人が少なく静かで、神秘的に見えました。
トレイルマップを見るとわかりますが、それぞれのエリアは、Alpine Routes(山のトレイル)を通ることで横断することも可能です。標高差は大きくなるので、きついですが、ショートカットになりますし、上からの景色もとても綺麗です。
いろんなところに標識があるので、心配ありません。
実際に丸3日、このエリアを歩き回ってみて、3日間という日にちは私たち的には十分でした。エリアがそんなに広いわけじゃないので、同じトレイルを何度も通ったりしたくらいです。
でもそんなに広くはないこのエリアに、これだけ美しい氷河湖と、かっこいい山々がある地域は他にないと思います。聖地、秘境だと言われるだけのことはある!
紅葉したカラマツの鮮やかな黄色と、雪山と、真っ青の氷河湖が本当に綺麗なので、寒いけれど、9月後半はオススメです。
トレイルも整備されており、道に迷ったりすることもなく、Alpine Routes(山のトレイル)を選ばなければ、そんなにアップダウンがあるわけでもないので、家族連れのハイキングや、年配の方のお散歩している姿もありました。冒険心がかきたてられるようなことは、あまりありませんでしたが、素晴らしい景色のエリアです。
レイク・オハラのキャンプ場についてはこちらで書いてます!
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