【ヨーロッパレンタカー旅 その4】ツェルマットでマッターホルン。テッシュでキャンプ。

June 05, 2016

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ヨーロッパのアルプスエリアを中心に、25日間かけてレンタカーでEU圏5ヶ国を周遊しました。周ったのは、スロベニア、イタリア、フランス、スイス、オーストリア。

 

フランス、シャモニー(Chamonix)からスイスへ入国。スイスでは、まず、マッターホルン(Matterhorn)を見るために、ツェルマット(Zermatt)を目指します。ツェルマットでは、ロープーウェイは使わずに、日帰りで景色のいいトレイルを歩きます。

 

ツェルマットの手前、テッシュへ。

またひとつ山を越えて、スイスへ入国。国道9号を東へ。

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ヴィスプ(Visp)まで行くと、ツェルマット方面に南下。

 

テッシュ(Tasch)から、ツェルマットには、マイカー規制があり、自家用車での乗り入れはできません。

ツェルマットにもキャンプ場があったので、そこでのキャンプも考えたのですが、キャンプ道具をバックパックに詰め直し、車を置いて行く、というのが面倒くさくて、テッシュにあるキャンプ場に宿泊し、日帰りでツェルマットに行くことにしました。

 

テッシュには2箇所、キャンプ場がありました。テッシュの駅の近くの方が料金が高かったので、手前のキャンプ場に泊まることにしました。

 

テッシュから、ツェルマットへ。

テッシュの駅は、こんな感じです。こんな小さな集落にあるとは思えないほど、すごく大きくて、近代的。

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ツェルマット行きの電車は20分おきに出ています。テッシュに戻ってくる電車も、同様に20分に一度。

料金は、大人片道、8.2CHF(約930円)、往復16.4CHF。

駅付近にパーキングもあります。2時間4CHF(約400円)、一日15.5CHF(1,750円)。

 

私たちは、キャンプ場からシャトルバスが出ていたので、それを利用しました。テッシュの街の中にもたくさん「ツェルマット行き シャトルバス」の看板が出ていたので、いろんな旅行会社や、ホテルがシャトルバスサービスをしているようです。

私たちの利用したシャトルバスの料金は、往復で一人14EUR。往復で1,750円くらいなので、少しだけ電車より安い。何よりキャンプ場に車を止めておけるので、駐車料金がかからないし、駅まで行かなくていいから、楽。キャンプ場では、スイスフランも、ユーロも同様に使えました。

 

ツェルマットの街とトレイル

ツェルマットの街は、テッシュとは比べものにならないくらい、大きい。さすが、世界の観光地です。大きなCOOP(スイスにたくさんあるスーパーマーケット)もあります。(テッシュには駅付近以外買い物できる場所がないです。)

 

モンベルショップ、ツェルマット店。

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ツェルマットには、ここがスイスだとは思えないくらい、日本人の方がいらっしゃいました。

 

街からもマッターホルンは丸見え。

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ツェルマットからは、展望台への無数のトレイル、そしてケーブルカーやロープウェイが延びています。
有名な展望台は、一番標高が高いところに位置する、マッターホルン・グレイシャー・パラダイス展望台(標高3,889m。ヨーロッパで一番高いところにあるロープウェイ駅らしい)と、山の中腹にあるゴルナーグラート展望台(3,089m)。

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私たちは、乗り物には乗らずにただひたすら歩きました(赤い太線)。

 

2001年8月に、私は一度ツェルマットへ来たことがあり、その時には、ロープウェイでマッターホルン・グレイシャー・パラダイス展望台まで登って、下りだけを歩きました。大学の夏休みを2ヶ月丸々使って、たくさんのヨーロッパ有名観光地を大急ぎで旅行したのですが、ここで歩いたトレイルが一番記憶に残るほど、そのルートは素晴らしい景色でした。

でも今回私たちが訪れた、6月上旬では、雪が残りすぎていて、往復ロープーウェイを使うしかありませんでした。

 

ロープーウェイの料金は、とても高いです。スネガ展望台(Sunnegga)までで片道1,000円ほど、ゴルナーグラート(Gornergrat)まで行くと、2,000円。パラダイス展望台までは3,000円(往復2人で1万円超え!)そんな感じでした。(利用していないので曖昧です。)

 

だったら、最高の景色が見れなくても、いろいろな景色を見ようといういつも通りの選択に。笑

 

こんな景色の中、パラグライダー(写真中央の少し右下)。気持ち良さそう。

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リッフェルベルク(Riffelberg)展望台。unadjustednonraw_thumb_12442

トレイルには人が少ないけど、展望台にはたくさん観光客がいます。

 

ゴルナーグラート展望台の方に登るにしたがい、パノラマは開けて、遠くの山まで見えるようになりますが、マッターホルンからは遠ざかります。

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下りはスネガ展望台のほうに足をのばしました。こちらのルートの方が、マッターホルンを間近に見ることができます。マッターホルンはどの角度から見てもかっこいい!

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帰りは林の中。白と黒の、ヤギ。このエリアではよくみかけました。

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ずっとマッターホルンが見えて気持ちのいいコースだったけれど、ちょっとロープーウェイや、しっかりした作りの展望台など、人の手が入りすぎかな、という印象です。スネガ展望台のある山の方はまだトレイルっぽかったけど、ゴルナーグラート展望台がある山は、スキー場を歩いている感じなので、トレイル自体もあまり楽しめません。

 

でも、頑張って登らなくても、絶景が見れるし、こんな景色でのスキーは絶対に楽しい。

 

テッシュのキャンプ場。

広々したテントサイト、1泊30EUR。

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奥に見えるのが、トイレ・シャワー小屋。清潔で、熱々のシャワーです。wifiは有料。

ツェルマットのキャンプ場も見ましたが、校庭くらいの大きさで、小さめでした。キャンプ場からもマッターホルンが見えるは羨ましいけど、私はこっちで良かったかな。

 

ヨーロッパレンタカー旅 その5 に続きます。

【ヨーロッパレンタカー旅 その5】グリンデルヴァルトのキャンプ場から、アイガーを眺める。

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