【エベレスト・トレッキング その2】ルクラから、ナムチェバザールへ。

October 26, 20138,030 View

unadjustednonraw_thumb_ecac

 

2013年10月26日〜11月13日の18泊19日、ポーターやガイドは雇わずに、夫婦2人で、エベレスト街道をトレッキングしました。目的地は、ゴーキョピーク、チョラパス、カラパタール、チュクン・リ。

 

まずはルクラから1泊2日をかけて、ナムチェバザールを目指します。

 

小型飛行機でルクラへ。

朝一、カトマンズの空港へ向かいます。国内線のための小屋は、大きめの倉庫みたい。

たくさんの旅行会社のカウンターが並びます。

unadjustednonraw_thumb_ecb4

まずは荷物の重さを計り、荷物を預けます。その後、自分の重さも計られます。小型飛行機だから総重量が重要なのは分かるけど、大勢の前で体重を計るのはなんだか恥ずかしい。

 

カトマンズールクラ間の飛行機は、欠航になることでも有名です。

視界が悪かったり、風が強くなればすぐに欠航します。午前中の方が欠航になることが少ないと聞いていたので、朝一の6:30出発の航空券を購入していました。ほぼ時間通りに出発!

unadjustednonraw_thumb_ecbb

座席は左に一列、右に一列のみ。真ん前には操縦席が丸見え。

 

カトマンズからルクラに飛ぶ飛行機は、左の座席がオススメです。世界最高峰の山々が!

unadjustednonraw_thumb_ecc9

 

飛行時間は40分ほど。あっという間に、ルクラ「テンジン・ヒラリー空港」に到着です。

unadjustednonraw_thumb_ecd1 unadjustednonraw_thumb_ecd2

 

左に写っているのが、テンジン・ヒラリー空港。学校のグラウンド程度の大きさです。

unadjustednonraw_thumb_ecd5

すぐ脇の道のこのローカル感。笑
暇な子供達(たまに大人も)、ただただ飛行機が行き交うのを眺めていて可愛い。

 

ルクラの町には、商店も、アウトドアショップもあります。レストランや、ホテルはたくさん。
unadjustednonraw_thumb_ecd7忘れ物があれば、ここでどうにかなりそう。(この先にあるナムチェバザールも同じくらいの規模の町なのでそこでも、必要なものはなんでも買えます。)

 

1日目、 ルクラ(2,860m)から、モンジョ(2,815m)へ。

ルクラでは寄り道をせずに今日の目的地、モンジョを目指します。
モンジョまでの距離は12.5km、標高はモンジョのが200m低いから、どちらかといえば下りがちな道。

 

ルクラの村はずれには、警察のTIMSカードチェックポイントがあって、そこがトレイルの始まりです。

unadjustednonraw_thumb_ecdc unadjustednonraw_thumb_eca7

 

農家さんのお家の脇を通り、橋を渡ります。まだまだトレッキング街道というよりは、ネパールの、田舎の道。それはそれで人々の生活が垣間見れて楽しい。

unadjustednonraw_thumb_ece4 unadjustednonraw_thumb_eca9

 

7.5km(約2時間)歩くと、パクディン(2,650m)に到着です。

unadjustednonraw_thumb_ece6

 

パクディンからモンジョまでは5km、標高差250m。ちらほらある、民家や集落を通り過ぎます。

unadjustednonraw_thumb_ecee unadjustednonraw_thumb_ecef

 

約1時間半で今日の目的地モンジョ(2,815m)に到着。1日目はここがゴール。宿は数軒ありましたが、設備が整っていそうなこちらの宿にしました。

unadjustednonraw_thumb_ed07

 

バックパックは、二人ともかなり昔からOsprayを使っています。

夫がAether85のシリーズでLサイズなので90Lくらいは入ります。

 

私はこの時はeriel55ですがもっと色々運びたいってなって、今はxena85、容量80リットルのバックパックを使用してます(身長150cmしかないのに欲張り!w)

 

話がそれてしまったけどモンジョでの部屋代はツインで700NPR(700円)でした。

unadjustednonraw_thumb_ed03

 

また装備の話になってしまうけれど、飲料水は、写真に写っている愛用しているプラティパスに水道水を入れ、カトマンズで買ってきた浄水用の薬Piyushを1、2滴入れ、30分ほど置いてから飲んでいます。

 

カトマンズでは、粉ジュースが買えるので、それを混ぜたりもしてました。種類もたくさんありますが、マンゴー味とレモン味がお気に入り。

 

すてきな設備とは裏腹に、夕飯のメニューの選択肢は少なめ。

これはネパールの定食ダルバートです。一人前450NPR(450円)。

unadjustednonraw_thumb_ecb3

その他に、ミルクティー70NPR(70円)と、温かいお湯1リットル150NPR(150円)も注文。

 

2日目、モンジョ(2,815m)からナムチェバザール(3,440m)へ。

エベレスト街道トレッキング、2日目はナムチェバザールを目指します。モンジョから、ナムチェバザールまで、距離はたったの5.5km。でも標高差が600m以上あります。

朝食に、チベタンブレッドとベジタブルスープヌードル(それぞれ280NPR)を食べ、朝8:30にモンジョを出発。

unadjustednonraw_thumb_ed0b

 

モンジョの町外れには、「サガルマータ国立公園」の入場のチェックポントがあります。ここから先は、国立公園になるので、入場料3,000NPR(3,000円)を支払う必要があります。私たちはカトマンズで支払いを済ませてきたけれど、ここでも支払いはできるみたい。

クンブ地方のトレッキングマップが置いてありました。

unadjustednonraw_thumb_ed0e

「サガルマータ」は、ネパール語でのエべスト(英語名)の意味です。この辺の地域の人は、チベット語での「チョモランマ」をよく使っています。

 

急な道だって、ポーターさんたちのこの荷物の量、強すぎです。
unadjustednonraw_thumb_ed12 unadjustednonraw_thumb_ed10

ビールたくさん運んでくれて助かります、、

 

いくつかの橋を渡って、

unadjustednonraw_thumb_ed15unadjustednonraw_thumb_ed19

 

ナムチェバザール手前の、ポリスチェックポイント。unadjustednonraw_thumb_ed18

 

登りの道だし、高山病にならないようにゆっくり歩いているので、たったの5kmの道のりに4時間もかかって13:00にナムチェバザールに到着。

unadjustednonraw_thumb_ed1e

 

ナムチェバザールは、ネパール・クンブ地方最大の集落です。人口およそ2,000人。すり鉢状の形をしていて、斜面にはたくさんの、ホテルやレストラン、民家が建っています。こんな交通の便が悪いところなのに、本当にちゃんとした「町」です。

 

エベレスト・トレッキングその3 につづく

【エベレスト・トレッキング その3】ナムチェバザールで高度順応。

この記事が気に入ったら
いいね!

SIMILAR POSTS