【エベレスト・トレッキング その9】ナムチェでの生活と、ルクラまでの下山。
2013年10月26日〜11月13日の18泊19日、ポーターやガイドは雇わずに、夫婦2人で、エベレスト街道をトレッキングしました。目的地は、ゴーキョピーク、チョラパス、カラパタール、チュクン・リ。
ルクラを出発してから、14日目に全ての目的地を歩ききり、ナムチェバザールに戻ってきました。チョラパスを越えられなかった時のために予備日を作っていたし、思った以上に早いスピードで周ってしまったので、ルクラからカトマンズに戻る飛行機の予約は5日後。
15日目、16日目、ナムチェでまったり。
もう歩かなくていいんだ、という安心感で、9:00までぐっすり眠りました。
お気に入りのチベット料理屋さんで朝食を食べ、食堂の目の前で開かれていたサタデーマーケットを覗き、ヤクのチーズを少しだけ購入。
その後は国立公園博物館を見に行ってみました。同じ敷地内に、サガルマータ国立公園の本部や軍隊の施設もあります。
軍隊の方々は訓練中のよう。
日向ぼっこをしたり、インターネットをつないだりして、今日も宿の部屋で晩酌タイム。トレッキングが終わった安心感と充足感に包まれます。
サクラゲストハウスのスタッフの方に電話をお願いし、ルクラからカトマンズに戻る飛行機の日程を調整していましたが、希望の日にちよりも1日遅い便しか取れなかったため、翌日ももう1泊ナムチェに宿泊します。
翌日、特にやることもないので、ナムチェの真ん中に位置するチョルテンを見にお散歩。
その後、アウトドアショップを見ながらゴンパがある方面へ登っていくと、トレイルランの大会が開かれていました。
その後は、ナムチェベーカリーでお茶をして、ポストカードを書いたり、インターネットをつないでいたらあっという間に1日が終了です。トレッキング中は、あんなに1日が長かったのになあ。
アップルパイ、300NPR。ナムチェは本当に快適。
17日目、ナムチェからルクラへ下山。
朝8:30、トレッキング前半と後半計5泊したサクラゲストハウスを出発です。また近いうちにこれるといいな。
この日もトレイルランの大会が行われていました。
狭いトレイルはトレッカーと、ポーターさんと、ランナーで大混雑。
もちろん村の人の生活もあります。小学生、かわいい。
この日どこまでいくかは決めておらず、でも小さな町だとシャワーが浴びれないだろうから、そこそこ大きな町まで行きたいなと思っていました。登りでは、ルクラとナムチェ間では、モンジョに宿泊したので、パクディンに泊まろうか、と話していましたが、パクディンにはお昼に到着。
まだ元気だったし、トレッカーの方であふれていたので、なんとなくお昼も食べそびれて、そのまま下山を続けることに。
これは、サガルマータ国立公園の訪問者数を表にしたもの。
10月末に私たちがトレッキング開始した時よりも、11月に入ってからの方が人の数が増えたように感じていましたが、年間でも最も訪問者が多いのは10月。
お腹も空いているしどこかで休みたいので、集落が出てくるたびに、宿で値段を聞き部屋を見せてもらいましたが、人気のない集落はやはり施設も良くない、、どこもトイレは外だしすごく汚い、もちろんシャワーなんてあるわけないし、部屋も使われてないせいか掃除もされていなくて泊まる気になれません。
結局休憩もせずに、ちょっと雰囲気悪くなりながら、17:00にルクラに到着しました。総距離18km、アップダウンのある道なので疲れたけど、なんとか真っ暗になる前に到着できてよかったあ。
空室があって、値段も安い宿がなかなか見つからなくてよりクタクタになったけど、なんとか適当な部屋を見つけました。1部屋で500NPR(500円)、シャワーは1人250NPR。
ツアートレッカーの打ち上げパーティの脇で静かに夕飯。
ピザ450NPR、ダルバート500NPR、ここのご飯は見た目凝ってる風だけど、美味しくなかったなあ。
18日目、ルクラでだらだら。
昨日宿泊した宿があまり快適ではなかったので、翌日は宿を変えることにしました。
ルクラにはこんなものが。この週末、EVEREST TRAIL RACE が行われていたようです。
この日は航空券の確認をしに、空港へ行ったのと、郵便を出しにポストオフィスに行く以外は日当たりのいい食堂で本を読んで過ごしました。
ここの宿は、300NPR。
食堂は夕方になると、人が増え始めました。
ドイツ人の夫婦2組のグループの打ち上げが始まり、そのグループのガイドさんが、楽器を演奏し出したのをきっかけに、宿のおばちゃんが踊り始め、最終的に全員がネパール民謡で踊って楽しい夜になりました。
エベレストトレッキング 最終回 につづく
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