【ダハブの一軒家で1ヶ月暮らす】ダイビングとシュノーケリング三昧、ダハブでの暮らしは?

April 30, 20139,690 View

エジプト、紅海のそばにあるダハブで一軒家をかり2013年春、ダイビングのライセンスをとりながら1ヶ月滞在してみました。

ダハブは世界で一番安くダイビングのライセンスを取れると噂になるくらい物価も安いし、紅海はめちゃめちゃ綺麗です。イスラム宗教色が強いエジプトの中でもダハブだけは別、海外からの移住者もバックパッカーも多く、オープンな雰囲気でとても暮らしやすかったです。

ダハブ滞在中の最高の娯楽は、もちろん海。

ダハブは紅海の海沿いの町。たくさんのビーチやシュノーケル、ダイビングスポットがあります。

一番有名なのはダハブの町から車で10分くらい北に行った「ブルーフォール」。でもそこまでいかなくても、どこのビーチからも海へのエントリーが可能、ボートに乗る必要もなくて砂浜から歩いて入った海はすぐにこんな感じです。

水深が深いところまで持っていけるカメラは持っていなかったので、全てシュノーケルでの写真ですが、透明度も高いし魚の種類も多くて、ほとんど毎日海に行ってましたが、全然飽きない。

ダイビングの講習以外も、時間があればシュノーケルだけ持っていろんな箇所からばかみたいに海に入っていました。

そのうえ、波もあまりない静かな海なので、岸から離れたり深いところまで潜っても全然こわくないし、滞在した4月は天候が悪いことも滞在中ほとんどありませんでした。

珊瑚も魚もカラフル。(水中カメラの性能が良くないのが残念、、)

魚がいるの、分かる?擬態が上手。

ここはシュノーケル・ダイビングポイントとして有名なブルーフォール、透明度が高すぎて、とんでもなく遠くまで見えます。

ブルーフォールまでは、写真左のトラックで行くんだけど途中にラクダの行列に会ったりなんかもして、エジプト的な景色です。

ダイビングのライセンスは、私たちは日本人宿でもある「Deep Blue Divers Dahab(ディープブルー)」で、日本人インストラクターの方の講習を受けました。

アドバンスのライセンスで料金は一人2,795ポンド(41,000円、米ドル払いもできて確か390USDくらいだったかな。)で、世界的にも有名らしいダイビングポイントである「キャニオン」と「ブルーホール」を潜ることができるます。安いだけでなく、最初からこんなに楽しい思いをさせてもらって今後のダイビング楽しめるかな?ってくらい綺麗なところを潜ることができるので、ダハブに行ってダイビングをしないという選択肢はないかも。

ダハブでの暮らし。

自炊

ダハブには2〜3軒のまあまあ大きなスーパーマーケットがあります。パスタやお米なんかの穀物や、お菓子やジュース、お水、その他トイレットペーパーなんかの雑貨もスーパーマーケットで買っていました。

生鮮食品は、お肉はお肉屋さんで、魚は魚屋さんで、野菜は八百屋さんでも買うことができます。

イスラム圏なので豚肉は買うことができないけれど、ラム肉や牛肉はすでに部位に分けられたものから買うことが出来ます。

でも鶏肉だけは、さばいてあるものが売っているところがなくて、鶏肉専門店(他にウサギと七面鳥も買えます)で生きている鶏を選んで、機械で毛をむしり取るところまでやってもらって一匹丸々買うスタイルでした。卵も鳥屋さんで買うことができます。

生きている鶏を殺してもらうので受け取った時にはまだ生暖かくて、最初は「さっきまで生きていたのになあ」と、ちょっと感慨深い気持ちになります。でもあっという間に慣れます。笑

ウサギも購入。可愛らしいけれど、間違いなく美味しいです。

丸ごとの鶏を部位に分けるのもすっかり早くなりました。

目の前で命が奪われたところを見ているので、骨から出汁を取るところまで無駄なく使って全部いただきます。

牛肉やラム肉は大体100gで7ポンド(100円)くらい。鶏肉は1羽で35ポンド(500円)くらい。ウサギは1羽で25ポンド(350円)くらい。

魚屋さんの写真はなかったけれど、氷の上に常に5種類くらいの魚が並んでいて白身魚のフィレのようなものが一番安く牛肉と同じくらいの料金で買えました。

これは海辺のツーリスト向けのレストランの写真だけれど、こういうところで並んでいるような魚を買う感じかな。

野菜や果物も安い。イチゴはこれで100円くらい。

日本ってどうして果物があんなに高いんだろう。

お酒

イスラム圏なので、お酒の種類は少ないけれど、ビールやワインの他にもウイスキーとかラムなんかも酒屋さんで買うことができます。ビールは500mlで8ポンド(110円)。

一軒家

借りていたお部屋は現地に着いてから探しました。いくつかホテルを見て回った後に「1ヶ月くらい住めるアパートメント形式の部屋を探している」と伝えると、おじちゃんが連れて行ってくれたのがこの家です。

キッチンとリビングの他に、寝室が2つあって二人で借りるにはちょっと大きすぎるくらいの平屋の一軒家。

借りた時はあまり掃除が行き届いていなくて、自分たちで掃除する必要があったけど、wifi、洗濯機、冷蔵庫、冷房やガスシャワーなんか必要なものは全部揃っていて快適に過ごせました。

外が暑すぎるので一回も使わなかったけれど、玄関の外にはこんなスペースもついていました。

家賃は1ヶ月で2,000ポンド(29,000円)。

ダハブには、カイロから夜行バスで着いたから寝不足と暑さで面倒くさくて即決してしまったので、他の部屋がどんな感じかはわからないけれど、欧米人で短期で暮らしている人も多そうだったし物件自体は結構あるんじゃないかな。

私たちが借りていた家はこの辺りです。

あとは、海じゃない砂漠側にジョギングして山に登ってみたり、近所の廃墟に住む子犬に餌をやったりして過ごしていました。

ダハブは野良の犬や猫が本当に多くて、みんなしょっちゅう子供を産んでます。

この子猫は、写真上の子犬と一緒に犬家族の中で育っていました。かわい。

あとは地元の人たちがたむろする、シーシャバーでシーシャを吸いながらサッカー観戦をしたり。

行くまでは、うまくアパートメントが見つかるか、あとはお酒が簡単に買えるのか(笑)不安だったりもしたけれど、全然心配する必要なかったです。

エジプトは情勢が不安定な場所なので、外務省の海外安全情報はチェックする必要があるけれど、ダハブは治安もいいし、物価も安く、海好きならば長期滞在しないと勿体無い場所です。

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