【グランドサークルレンタカー旅 6】ブライスキャニオンと、国立公園キャンプ場の支払い方法。

June 04, 20153,919 View

 

グランドサークルエリアを、17泊18日かけて夫婦でレンタカーで周遊しました。私たちが訪れたのは、グランドキャニオン国立公園、アンテロープ、ホース・シューベント、ザ・ウェーブ、ザイオンキャニオン国立公園、ブライスキャニオン国立公園、アーチーズ国立公園、キャニオンランズ国立公園、メサベルデ国立公園、モニュメントバレー。

 

ザイオンキャニオン国立公園を後にし、次の目的地は、150km北東に位置するブライスキャニオン国立公園。

 

ブライスキャニオン国立公園へ。

2時間ほど車を走らせると、乾燥地帯だった土地に緑が茂り始め、牧草地帯に。

 

なんだかツノが異様に太い雄牛がいる。

 

ブライスキャニオン国立公園の入り口手前はすでに、ピンク色のフードゥー(岩柱)が並んでいます。

 

アメリカの国立公園は、1ヶ所につき車1台25USDの入場料がかかります。1年パス(Annual Pass)は車1台につき80USD。私たちは最初のグランドキャニオンで、1年パスを購入しました。

 

国立公園内のキャンプ場の支払いシステム。

予約可能なキャンプ場の場合

人気のある国立公園で、ハイシーズンで、そのキャンプ場に午前中に着くことが出来ない、という場合にはインターネット上で宿泊するキャンプ場の予約をしておいた方がいいと思います。

予約の際にクレジットカードで支払いも済ませます。

(私たちは、グランドキャニオンの1泊目のみ、キャンプ場の予約をしました。)

 

予約していないキャンプ場の場合

first-come, first-servedと書かれているキャンプ場は、予約不可の早いもの順のキャンプ場です。その場合の支払いは、多くの場合は自分で行って、あとから公園のレンジャーがチェックするようになります。

 

キャンプ場入り口には支払い用の封筒が置いてあるので、これに名前や車の番号、宿泊日数などを記入します。クレジットカード払いが可能な場合には、クレジットカードの詳細を記入するための欄もあります。ない場合にはこの封筒に直接現金を入れることになります。

 

そして封筒本体はこのポストに入れ、封筒の一部になっている「控え」を切り取り自分の選んだサイトに貼り付けます。

これでオッケーです。

 

シャワーの有無はキャンプ場によりますが、トイレ、飲料水を汲む場所、ピクニックテーブルはあります。シャワーやランドリー、wifiはキャンプ場に併設されていなくても、ビジターセンターなどどこかしらにはある場合が多いです。

 

ブライスキャニオンはテントサイトの数が多いので、急いで行かなくても林の中にある広々したテントサイトに宿泊することが出来ました。料金は1泊15USD。

昼過ぎには結構空きがあって、このキャンプ場はいっぱいにならないかもね、と話していましたが、夕方には全サイト埋まって「FULL」の看板が出てました。ハイシーズン、夕方以降に国立公園内のキャンプ場に到着するのは危険かも。

 

シャワーは、キャンプ場にはなかったのでビジターセンターに浴びに行きました。1回8分間で2USD。ザイオンキャニオンでは5USDもして浴びられなかったので、3日ぶりのシャワーでさっぱり。

ブライスキャニオンのトレイルと、展望ポイント。

ブライスキャニオンは、キャニオン内に降りていくいくつものトレイルがあります。2〜4kmくらいのミニトレイルコースを自分で好きなように組み合わせて歩くことが出来ます。

 

ナバホループトレイルとクインズガーデン

私たちはメジャーコースの、ナバホループトレイルとクインズガーデンを合わせた計5kmのコースを歩きました。キャンプ場は涼しかったけど、渓谷内は暑い、、でも木は日光を求めているなー。

写真右は、「Two Bridge」とい名前のポイントで、フードゥーとフードゥーの間の硬い土質の箇所が風化されずに橋のように残っています。

ブライスキャニオンは、川によって侵食されたわけではないので、厳密にはキャニオン(渓谷)ではないんだって。元は湖の底にあった泥が固まって出来た脆い岩で、その岩が隆起によって持ち上げられて雨水や風によって浸食されたらしい。

 

グランドキャニオンや、ザイオンキャニオンのような荒々しくて壮大な雰囲気なのに対しで、ブライスキャニオンは繊細で神秘的な場所でした。

 

色が淡いピンク色なところがまた、女性的な儚い美しさ。

 

約2時間、ブライスキャニオン内を歩いてから、テントサイトで焚き火です。

ザイオンより標高が高いせいで気温が低いし、グランドキャニオン以来の焚き火にテンションが上がる。

HOODOO(フードゥー)と書かれたユタ州のクラフトビールもあったよ。

 

インスピレーションポイントの夕日

焚き火後、夕日はインスピレーションポイントに見にいきました。21:00に行ったのでちょっと遅かったかな、、

 

真っ赤に染まっているのは見られなかったけれど、圧巻の景色です。神様も芸が細かすぎる、何もそんなに細部までこだわらなくてもいいのに。

こういうのを見ると自然って芸術だよね、大自然に勝る人間のアートなんてあるのかな、と思ってしまうわけです。笑

 

ブライスポイントの朝日

翌朝6:30に、ブライスポイントに朝日を見に行きました。

 

影と光のコントラストでフードゥーの立体感が増して、すごくきれいでした。展望台にいたのも私たちの他に、2〜3人でとても静か。

なぜかチョコレート菓子の「紗々」を思い出すのはなんでだろうw

っていうか「紗々」って今も売っているのかな、、

 

ブライスキャニオンは、グランドキャニオン、ザイオンキャニオンに比べて人気が低いみたいだけれど、この2つよりも団体ツアー客も少ないし、落ち着いた雰囲気で景色も素晴らしかった!

 

グランドサークルレンタカー旅 7 につづく

【グランドサークルレンタカー旅 7】ユタ州道12号と、モアブのキャンプ場と鉄砲水。

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