【グランドサークルレンタカー旅 7】ユタ州道12号と、モアブのキャンプ場と鉄砲水。

June 05, 2015

 

グランドサークルエリアを、レンタカーで周遊しました。私たちが訪れたのは、グランドキャニオン国立公園、アンテロープ、ホース・シューベント、ザ・ウェーブ、ザイオンキャニオン国立公園、ブライスキャニオン国立公園、アーチーズ国立公園、キャニオンランズ国立公園、メサベルデ国立公園、モニュメントバレー。

 

この日はアーチーズ国立公園とキャニオンランズ国立公園にアクセスのいい、モアブを目指します。

ユタ州道12号、シーニックバイウェイ

ブライスキャニオンからモアブまでは、最短距離をまっすぐ向かえば400kmですが、あいだにシーニックバイウェイ(Scenic Byway) と呼ばれているユタ州道12号があるので、30km遠回りにはなりますが、州道12号をドライブしてモアブを目指すことにしました。

 

ブライスキャニオンを出発し、州道12号を東へと進みます。

木の間から、白茶けた広大な大地が見え、標高を下げていくと徐々に赤土へと変わっていきます。

 

ユタ州南部の町、エスカランテからもう少し東に進むと、エスカランテ国定公園です。滑らかな白い岩肌の広大な景色の中に、シーニックバイウェイが見えます。

 

エスカランテ国定公園にもトレイルがあり、歩いての散策が可能なよう。いいなー、アメリカってすごいなー、こんなんじゃいくら時間があっても足りない。

 

こんなドライブコースがあることすら、ブライスキャニオンほどの近所に来るまで知らなかったけれど、ドライブしてる人も多くないし、アドベンチャー感のあるルート。アメリカにはこんな場所がまだまだあるんだろうな、、

 

 

標高が下がり、緑が増えてきました。

 

カメラの充電がなくなってしまい、ほとんど写真がないんだけれど、このあたりがキャピトルリーフ国立公園。

 

ちょっと時間もなかったし、天気も悪かったので、岩壁に描かれた原住民の絵だけをみて、モアブに向かいます。

 

シーニックバイウェイは変化に富んだルートで思った以上に良かったし、この日はざぁっと通り雨が降ったり強い日光がさしたりと天気も目まぐるしく変わったので、すごくドラマチックなドライブになりました。

 

 

モアブのキャンプ場

15:00にモアブの町に到着です。

 

モアブはアーチーズ国立公園、キャニオンランズ国立公園の起点となる観光地。モーテルやキャンプ場もたくさんありましたが、キャンピングカー専用のRV Campground が多く、テントを張れるキャンプ場も1泊35USD以上と高い。

 

キャンプ場探しに1時間以上かかり、最終的には『Pack Creek Campground』に宿泊することにしました。このキャンプ場に4泊したけれど、管理人さんがちょっとヒッピー風のおじちゃんで、長期滞在者の多い風変わりだけどステキなキャンプ場でした。

 

電源ありのサイトが1泊24.8USD、電源なしのサイトが1泊22.04USD。シャワーとWIFIは宿泊費用に含まれていて、コインランドリーも併設されています。洗濯機は、1回1.75USD。

 

長期で滞在している人たちのトレーラーはもはやお家となんら変わりません。番犬もいるしね。


 

私たちのテントサイトも生活感では負けてないな。笑

 

小さな男の子が、敷地内をぐるぐるぐるぐる、バギーで走ってたりもしました。よそ見運転気をつけてw

鉄砲水

モアブ到着日は、テントを立て終わると同時に、土砂降りの雨が降りました。車の中でパソコンをいじっていると管理人のおじちゃんがきて、「コロラド川の上流で鉄砲水が見られるよ」と教えてくれました。

 

はっきりと場所はわからないけれど、とりあえずコロラド川に向かうと虹、そして虹の麓に鉄砲水らしきものがあります。

 

おおー、確かに。私たちの滞在していた30分の間にあっという間にこの臨時の川はなくなってしまったので、土砂降りが降っている時から来ていたら、もっと水量のある迫力ある鉄砲水が見られたのかもしれません。

 

幾人かの人がこの現象を見に来ていて、みんなでなぜかハイタッチをしました。

 

なかなか見られないこういう景色もあるから、雨も悪くないな。

 

グランドサークルレンタカー旅 8 につづく

【グランドサークルレンタカー旅 8】アーチーズ、デビルスガーデンとキャニオンランズ。

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