【グランドサークルレンタカー旅 8】アーチーズ、デビルスガーデンとキャニオンランズ。
グランドサークルエリアを、周遊した時の記録です。
私たちが訪れたのは、グランドキャニオン国立公園、アンテロープ、ホース・シューベント、ザ・ウェーブ、ザイオンキャニオン国立公園、ブライスキャニオン国立公園、アーチーズ国立公園、キャニオンランズ国立公園、メサベルデ国立公園、モニュメントバレー。
モアブのキャンプ場に4泊もして、20km離れたアーチーズ国立公園と、50km離れたキャニオンランズ国立公園に遊びに行った時のこと。
アーチーズ国立公園の、有名なアーチたち。
久々のWIFI付きキャンプ場なので、仕事の合間での観光です。夫、車の中で仕事中w
まずはモアブ到着翌日の夕方、有名なアーチを巡りました。
バランスロック
バランスロックでは岩の上に登っていた青年がレンジャーに注意されてました。こんなに高いところに登ったら危ないし、自然遺産的にも、そりゃやっちゃダメだよね。
IDチェック後、どこかに連れて行かれてたので結構、おおごと。
ダブルアーチ、ウィンドーズセクション
想像以上に大きくて、最初は、おおっって思ったのですが、どこも駐車場から10分程度でアクセスできるので、ツーリストがいっぱい。ここでも引いてしまいました。笑
デリケートアーチ
片道4km歩くデリケートアーチは、アーチに至るまでの道のりが良かったです。
デビルスガーデンをトレッキング。
モアブ3日目は早朝に、アーチーズ国立公園の中でも一番奥に位置するデビルスガーデンを歩きに行きました。
公園内に入ってから、デビルスガーデンのトレイルヘッドに到着するまでの、20kmにわたるドライブも晴れているし、まだ車もほとんど走っていなくて気持ちがいい。
駐車場に到着です。
9時前、私たちが到着した時は全然余裕があったけど、お昼すぎに戻ってきた時は駐車場空き待ちの大行列が出来てました。
穏やかで平らなトレイルを歩き出して1.2km、前方にランドスケープアーチが見えてきました。
長さが100mあって、公園内で一番おおきい、ランドスケープアーチ(Landscape Arch)。一番細いところは1.8m、壊れそう。
その先ははっきりとしたトレイルはなくなって、自然のままの道を進みます。
歩くこと4km、ダブル・オー・アーチ。周りの景色も絶景だし、人も少ないし、素敵なかたち。このアーチが一番好き。
下の”O”のところに私がいるよ、上の”O”がほんとに大きい。
ダークエンジェル(Dark Angel)まで歩き、プライベートアーチ(Private Arch)を見て、
プリミティブトレイルを歩いて帰ります。
primitive、原始のトレイルって、、確かに、全然整備されていない。っていうかこれ、道あってる?
良かった、人の足跡が出てきた。
サボテンの花ってこんなに鮮やかな色だったんだね。
これが多分、パーテーションアーチ(Partition Arch)。
最後に、パインアーチ(Pine Arch)を見て、終了です。
合計13kmくらい、3時間ちょっとの楽しいトレッキングでした。
お昼には日差しが強くなるし、プリミティブトレイルを歩くのは道を探すのが難しいので、飲み物とGPSは必携です。
キャニオンランズ国立公園。
モアブ滞在4日目は、50km離れたキャニオンランズ国立公園を目指します。
前に走る車が、旅感溢れてる。
キャニオンランズの正しい楽しみ方は、こういうオフロードを、
キャニオンの下まで、こういうオフロード車でブンブン飛ばす、っていうのが正しい遊び方みたいです。
さっき前を走っていた車だ。
アーストラリア発のこの車は、周ってきたルートを描いた地図や、いろんな国の車のナンバーが車体に貼り付けてありました。
乗っていたのは60代と思われるご夫婦。マイカーでの世界一周、憧れます。
キャニオンランズ国立公園は、コロラド川とグリーン川によって、「アイランド・イン・ザ・スカイ(The Island in the Sky)、メイズ(The Maze)、ニードルズ(The needles)の3つのエリアに分かれています。
3つのエリアは峡谷で隔てられていて、公園内では行き来することができません。
私たちが言ったのは公園北部に位置する、アイランド・イン・ザ・スカイだけ。
グランド・ビュー・ポイント・オーバールック
そのエリアの中でも、最南端のグランド・ビュー・ポイント・オーバールック(Grand View Point Overlook)からは見えるのは、果てしなく広がる荒野と、遠くにはコロラド川と、グリーン川。
メサアーチ
メサアーチは、日の出の時が綺麗なんだって。
太陽は高いところまで登ってしまっているけれど、アーチ越しの荒野の神聖な感じはすごいです。
グリーンリバー・オーバールック
アイランド・イン・ザ・スカイの真ん中にある、グリーンリバー・オーバールック(Green River Overlook)では、グリーン川が蛇行しているのを見ることができます。絶景すぎる。
エリア内最北端に位置する、Upheaval Domeはちょっと地味でした。これが出来た説は色々あって、未だ謎に包まれているらしい。
一通り、展望台を見た後は、グランドビューポイントからの3〜4kmのトレイルを歩いてみました。
オフロード車にも乗っていないし、満喫出来たかわからないけれど、なんだか玄人向けの匂いのする、渋くてかっこいい国立公園だったな。
キャニオンの上にいるツーリストが少ないから、暇そうなレンジャーの後ろ姿もなんだか、渋い。
それに比べて、アーチーズのレンジャーはキャピキャピした雰囲気だったもんな。
そういえば、映画『127時間』の舞台は、キャニオンランズ国立公園なんだって。冒険好きな人が、あんな風な楽しみ方をする場所なんだな、と納得。
(『127時間』は、登山家のアーロン・リー・ラルストンの自伝『奇跡の6日間』を原作に作られた映画で、キャニオン内に閉じ込められた主人公が、172時間を経てなんとか生還するというストーリー。面白いので見てみてください。)
グランドサークルレンタカー旅 9 につづく
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