【グランドサークルレンタカー旅 1】ルート66とグランドキャニオンとキャンプ場。
グランドサークル(The Grand Circle)とは、アメリカ合衆国のユタ州とアリゾナ州の州境にある、パウエル湖を中心に半径230kmの円を描いた時に、その円に含まれるエリアのこと。たくさんの国立公園が集まるこのエリアを、2015年5月〜6月の17泊18日かけて夫婦でレンタカー旅してきました。
私たちが訪れたのは、グランドキャニオン国立公園、アンテロープ、ホース・シューベント、ザ・ウェーブ、ザイオンキャニオン国立公園、ブライスキャニオン国立公園、アーチーズ国立公園、キャニオンランズ国立公園、メサベルデ国立公園、モニュメントバレー。
ラスベガスから目指す、最初の目的地はグランドキャニオン国立公園。
ラスベガスでレンタカー開始
12:00に予約していたレンタカーをピックアップして、最初に寄ったのは、アウトレット。レンタカー旅には全く関係のないBOSEのヘッドフォンを購入することから始まりました。
アウトレットの駐車場からのラスベガス、砂漠によくこんな都市を作ったなー。
食材を買い出し、アウトドアストア『REI』でクッキングガスストーブで使用するホワイトガソリンを購入し、15:00やっとラスベガスを出発です。ラスベガスから脱出し、20分も走れば見えてくるのは大乾燥地帯。
ヒストリック・ルート66を通るために、まず目指すのはキングマン。グランドキャニオンまでの走行距離は初日からなんと、460kmです。時間はすでに16:00を回っているけれど大丈夫なのかな??
コロラド川を堰き止めて作った、アメリカ最大の人口湖、ミード湖が見えてきました。
超乾燥地帯を通過。
ヒストリック・ルート66
ラスベガスから160km、高速道路を飛ばすこと約2時間でキングマンに到着しました。
緊張しながらの初めての給油後、ちょっと遠回りになってしまうけれど、ヒストリック・ルート66(Historic Route 66)と呼ばれる歴史ある道に突入。
グランドキャニオンに行くなら、となんとなくルートに組み込んでは見たけれど、そんなに思い入れもなかったので、何枚か写真をとって終了ですw
それよりも、ネットで予約しているグランドキャニオンのキャンプ場に暗くなる前につけるのかが心配で大急ぎ。
やっぱり、日は沈んでしまったー。でも燃えるような夕焼けがすごくきれい。
グランドキャニオン内のキャンプ場
グランドキャニオン内のキャンプ場には2015年26〜29日まで合計3泊しました。
Mother Campground
グランドキャニオン国立公園内には数カ所のキャンプ場がありますが、到着日はネットからの予約ができる、Mother Campground(マーサキャンプ場)を1泊分予約していました。料金は1サイト18USD。
21:00に到着すると、受付はとっくに終了していましたが、まだ到着していない人達用にサイト番号と名前が受付に張り出されていました。よかった、、
真っ暗な中、自分たちのサイトを探し出し、お肉を焼いて簡単な夕飯。運転お疲れ様ー。
Mother Campgroundはの予約はここから出来ます。
1個のサイトがとても広く、サイト内に駐車をしてテントを張っても、半分のスペースも使わないかんじです。ピクニックテーブルや焚き火スペースもあり、快適。シャワーは1人2USDで有料でした。
予約不可のもっと安いキャンプサイトもありますが、ハイシーズンの場合、国立公園到着が昼過ぎる場合は予約をしといた方がいいと思います。
翌日は朝8:00の受付開始とともに、Mother Campground空き状況を確認したけれど、予約で全サイト埋まっているということ。人気のある国立公園内の予約できるキャンプ場が、当日空きがあることは滅多にないみたい。
ということで、東のはっしっこにある、Desert View Campground South(デザートビュー南キャンプ場)に移動しました。
Desert View Campground South
このキャンプ場のサイトは予約不可で、早い者勝ちなので、大急ぎで向かい10:00頃に到着したら、まだ空いてました。料金は1サイト12USD。
2泊分の24USDを、クレジットカードで切符を買うときのような機械にて支払います。結局うまくいかず、キャンプ場ホストのおじちゃんに現金で支払いをしました。
キャンプ場ホストのトレーラーがなんだか微笑ましい。
Mother Campgroundに比べてキャンプ場自体もかなり小さいし、サイトも小さめ、シャワーもありませんが、全体の雰囲気がゆるくていい感じです。こちらにも、ピクニックテーブルも焚き火台もあります。
グランドキャニオンのビューポイント。
ま昼間は太陽が当たりすぎて全部が白茶けて見えてしまうので、グランドキャニオンを見下ろすなら、朝と夕方がカラフルできれいです。
グランドビューポイントでの夕日。
ここは、グランドキャニオン国立公園(サウスリム)で最も標高の高いポイントで2,250mあるんだって。なんて壮大で変化に富んだ地形、壮大すぎるせいか写真を現実感がわきません。
有名ポイントなだけあって、展望台も、展望台じゃないところも人は大勢います。
リパンポイントの朝日。
リパンポイント(Lipan Point)の朝は人が少なくて、荘厳な雰囲気。
グランドキャニオンという大渓谷を造ったコロラド川が大きく蛇行しているのが見えます。このキャニオンは一体どのくらいの面積に渡り広がっているのかな。
調べて見たら面積は4,927平方㎞だって。私たちの住む神奈川県の2倍の大きさくらい、みたい。うーん、やっぱり大きすぎてピンとこないなー。
デザートビューポイント
宿泊していたキャンプ場のもっとも近くにある、東端のデザートビューポイント(Desert View Point)から見える景色は、高低差が少ないせいかコロラド川が近くに見えて、少し現実感があり好感が持てました。
ここの展望台に至るまでの道には、ウォッチタワーという先住民族の見張り塔を再現したものがあります。中は螺旋階段になっていて、壁画が楽しめたり、グランドキャニオンを一望する事ができたりします。
グランドサークルレンタカー旅 2 につづくよ!
この記事が気に入ったら
いいね!