【ヨーロッパレンタカー旅 その9】ジュリアンアルプスと、ボーヒン湖でキャンプ。

June 17, 20162,544 View

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ヨーロッパのアルプスエリアを中心に、レンタカーでEU圏5ヶ国を周遊しました。25日かけて周ったのは、スロベニア、イタリア、フランス、スイス、オーストリア。

 

たった2日間で通り過ぎただけの、オーストリアの後は、最後の目的地、スロベニアのジュリアンアルプス(Julian Alps)です。最後にブレッド湖(Blejsko Jezero)でのんびりお散歩でもしようと思っていたのですが、実際に泊まったのは、ボーヒン湖(Bohinjsko Jezero)湖畔。

 

2泊キャンプをしたのち、リュブリャナでレンタカーを返却し、25日間に渡った今回のヨーロッパレンタカー旅は終了です。

 

ブレッド湖ではなく、ボーヒン湖へ。湖畔のキャンプ場。

ブレッド湖は、ジュリアンアルプスに位置する氷河湖で、「アルプスの瞳」とも称される、観光地としても有名な場所。ブレッド湖と、そこに浮かぶブレッド島、ブレッド城を見渡せる、丘に登るとすごく美しい景色が見れるみたいです。

 

でも、ブレッド湖湖畔の町が、観光客が多く、リゾート的な空気で、ちょっと引いてしまった私たち。

COOP(スーパーマーケット)だけのぞいて、ブレッド湖よりも30kmほど西の、山奥に位置するボーヒン湖湖畔のキャンプ場を目指します。

 

山に囲まれていて、静かな、ボーヒン湖。リゾート的な空気はなくなり、無骨な感じ。大きさは、ブレッド湖の3倍。周囲には数多くのハイキングコースやサイクリングコースがあります。
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ボーヒン湖湖畔にあるキャンプ場は1箇所のみでしたが、広い敷地があり、いろんな雰囲気のサイトがありました。目の前が湖のサイトは、人気。1泊21EUR。

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奥の方には、車は入れない、林の中のもっと静かなサイトもあったようです。

レストランも併設されています。wifiも無料で、キャンプ場内どこでも利用できます。

 

ブレッド湖まで戻らなくても、ボーヒン湖にも小さな集落があり、インフォメーションも、スーパーマーケットもあります。ただし、レストランやカフェの数は格段に少ないです。

 

ブレッド湖はゆっくりお茶でもしながら美しい湖を眺めましょうっていう雰囲気の人が多かったのに対し、ボーヒン湖はアウドドアが大好きっていう雰囲気の人たちがが多く、私たち向きだったと思います。

 

ボーヒン湖からのトレイル。

ボーヒン湖は、雄大な自然が楽しめるトリグラフ国立公園の中にあり、トレッキングコースもたくさんあります。スロベニア最高峰の山、トリグラフ山(標高2,864m)に登ることもできるようです。

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トリグラフ山への登山ルートはたくさんあり、最も標高差が少ないのが、ルドノポリエという場所から登るルートのようです。山の中に、最低1泊はしなければいけないみたいですが、日本と同じようにペンキ印がきちんとあるみたいですし、道に迷うことはなさそう。今度、ジュリアンアルプスに行けることがあったら、登ってみたいな。

 

今回は、時間も十分にはなかったので、丘に登ってみたり、サビッツァの滝を上から見れるコースをあるいてみたり、山の中腹にある池を見に行ったりしました。

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湖の周りには、小さな村もあり、ほのぼのしています。

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村から湖に至る道。湖の周りをぐるっと一周できるハイキングルートもあります。

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2泊したのちは、ブレッド湖を再度経由し、レンタカー旅のスタート地点、リュブリャナに戻ります。

 

リュブリャナでレンタカーの返却。打ち上げ。

リュブリャナでは、まずairbnbで借りていたアパートメントに、荷物を運び込み、夫だけで、リュブリャナ空港まで返却に行ってもらいました。

夫:

最初に車を借りた時に指定された場所(空港目の前の立体駐車場1階奥)に車を停めに行き、その後レンタカー会社の受付に行ってみると無人でした10分ぐらいたっても誰も戻ってこなかったので、返却するように言われた書類(車検証?)一式の間に車の鍵を挟んで受付の返却ボックスに置いてきました。

その後、数ヶ月たっても追加料金の通知等こなかったので、特に問題はなかったみたい。(アメリカでのレンタカーの際は、一部損傷(または遅延)があったようで、1ヶ月後くらいに、20USD程度の追加料金の通知があり、クレジットカードから自動で、追加料金分決済されていてことがあります。)

 

リュブリャナには、レンタカー旅前と後で合計4泊しましたが、コンンパクトで、緑の多い、かわいらしい街でした。川沿いには、ずらりとレストランが並びます。

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少し高台にある、リュブリャナ城から街を見下ろしてみました。

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レンタカー旅の打ち上げは、やっぱりビールレストラン。すぐ隣がPIVNICA UNIONのビール工場になっていて、工場直送の新鮮で美味しい生ビールが飲めます。待ちきれず、手が伸びてきてる!w

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オープンエアになっている席と、レストラン内の席があります。(滞在中2回行きました。笑)写真左、小さい方が2.5EUR(500ml)、大き方が4.0EUR(1L)。

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食べ物も美味しかったです。オススメは、UNFILTERD DRFT BEER。ビール酵母をろ過していないので、濁った色をしています。

 

お店のホームページはこちら。

PIVNICA UNION

 

長かったような、短かったようなレンタカー旅もこれで終了。

自在に動けるレンタカーの旅は、快適で、自由で、本当に面白い。電車やバスで移動するよりも、その土地をより深く知れる気がするし、その土地と、自分の距離がもっと近くなる感じ。

 

運転にも慣れたことだし、次はもっと長く借りて、EU圏のもっといろいろなところに行きたいなー!

 

ヨーロッパレンタカー旅のまとめとして、25日間でかかったお金についてまとめました。

【ヨーロッパレンタカー旅 番外編】かかったお金、とヨーロッパドライブの注意点。

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