【モロッコレンタカー旅 その7】8日目ツブカル山の麓アンリル、レンタカー返却の末路。
モロッコレンタカー旅8日目は、アトラス山脈にあるモロッコの最高峰ツブカル山(標高4,167m)の麓の村アンリル(Imlil)へ向かいます。翌日はマラケシュに戻り、正午までにレンタカーを返す予定。
またマラケシュ市街を車で走るのかと思うとちょっとうんざりするけれど、レンタカー旅もラスト、事故なく車を返すことができるように集中して行こう!
再びアトラス山脈を越えてアンリルへ。
すでに見慣れてきたモロッコの田舎の姿も明日が見納めです。
放牧された動物に道を阻まれ、
ロバを運ぶトラックとすれ違い、
ロバに乗る可愛らしいおじいちゃんを追い越し、ゆっくり車を走らせます。
今日もいい天気。
ベルベル人で賑わう活気のある集落を通過、この日は木曜日、各地で市場が立っていました。
順調に車を走らせていると、牧草地の真ん中を横切るまっすぐな道路に無数に何かがうごめいています。
それはもう、何百メートルにも渡ってうじゃうじゃと何万もの黒い何か。
あまりに気持ち悪いし、不思議な光景なので車を止めてみると、5cmくらいのなんだか分からないこの昆虫。
車が行き交う道なので、もちろん踏み潰されて死んでいるヤツも多数。うえぇーーっ。
なんでこんなにたくさん、この場所にいたのかは分からないけれど、これキャンプ中に遭遇していたら結構ピンチ。想像するだけで怖すぎる。
しばらくすると、遠くにぼんやりとアトラス山脈が見えてきました。
そこからは山道に突入。ところどころ道路は細くちょっと走りづらい、でもやっぱり山のある景色が好きだ。
すれ違う車もほとんどいないので、所々で車を停めて景色を楽しみます。2日目のアトラス山脈越えではこんな余裕はなかったな。広々と遠くまで見渡せて、いい気持ち。
ぽつぽつと、営業しているのか分からないような小さなお茶屋さんがあります。やってないところも多かったけれど、数軒は営業していました。
マラケシュから東方面へのアトラス山脈越え(その時のブログはこちら)よりもこちらのが少しだけ観光地としてメジャーな道路な感じ。
一つ峠を越えると、反対側にもずっと続く山道が見えます。
遠くに見える雪をかぶった山が、この日に目指しているモロッコ最高峰のツブカル山らへん。
しばらくは山の谷間を進みます。景色が色鮮やか、小さな集落もなんだか控えめで可愛らしい。
道路の脇にはモスグーン色の川、徐々に大きくなり湖と言ってもいいくらいの大きさに。
そして、今日の目的地アンリルに到着です。
アンリルは山間の村、マラケシュからは南に60kmの距離にあります。翌日正午にレンタカーを返却するのにちょうどいいかな、と思って宿を予約していたんだけれど、ここ、完全にトレッキングの拠点の村でした。
モロッコ最高峰のツブカル山登山をするには、アンリルが登山口になるのは下調べをしている時に知っていたんだけれど、四月中旬は雪が多くて登れない、と思い込んでいました。この時期頂上まで行くには、ガイドをつけないと行けないとか、クランポンが必須とかそういうことはあると思うけれど、ツブカル山を見る展望ポイントくらいまでのトレイルは絶対に歩けたのに。
レンタカー旅中のどこかの(カスバを見ていたあたりのw)時間を丸一日、いや半日でもいいからこっちに回して山歩きをしたかった、、!
部屋の窓を開けたらすぐに緑、とか屋上からは雪山が見える、とか完全に好きな場所。あー、悔しいー。
レンタカーを返却、結果、最後にトラブルありでした。
レンタカー最終日、いつもより早めに起床し宿の朝食を食べて、マラケシュに向けて出発です。
徐々に増えていく大きめの村や、行き交う車の数。
途中最後のガソリンを入れて、洗車(洗車代は30ディルハム、350円くらい)。安いけれどスタッフが手動ですごく丁寧にやってくれました。
レンタカー会社Air Car の規約は汚して返却した時の清掃料が200ディルハムだったので、清掃料金がかかるかは分からなかったけれど念のため。
もうすぐマラケシュ到着。・・・道路が、周囲の建物が、人々が都会的すぎる!!
ガソリンもちょうどいいし、車も綺麗にしたし、あと1kmで事故なく完璧なゴール!
のはずだったんですが。
レンタル時と同じスタッフのおじさん、ぱぱっと点検した結果、「フロントガラスのこの傷は、無視するには大きすぎるから修理しなくちゃいけない」と。
ぶつけたり、擦ったりしてない自信があった私たちは、びっくり。
車体、なかなかにボコボコなのに?フロントガラスにもたくさん小さな傷があるのに?
っていうかその小さな傷に気がつくの早すぎない?
フロントガラスの傷の数や大きさまではチェックしていなかったし、車を借りた時に写真も一応撮ってはいたけれど、写真の角度も違うから、後日確認してもこの傷が私たちが付けたものかどうかは分かりませんでした。
でもコンクリがボロボロの道やオフロードも多少は走ったし、何度か小石が車体に当たっていたのは確か。元からあった傷だと証明できない限りは仕方ないので結局は修理代を払うことになりました。
金額は1,200ディルハム(約13,500円)。
保険でフルプロテクションに入っていればこれは保険から出た金額。(フルプロテクションもトラブルが起こりやすい、タイヤとフロントガラスはカバーされていないこともあるので確認が必須です。)
私たちは必ず付いている保険以外の、オプションで選ぶフルプロテクション保険は今まで付けたことがありません。うちは夫がとても安全運転だし、免責補償はあるので大きな事故で車が大破しても最大自腹になる金額(2000€くらい)を払う覚悟があるからそうしていますが、もちろん必要かどうかを自分で考える必要があると思います。
今回もフルプロテクションを付けてたら確か一日別途1,500円くらい(8日間だと12,000円くらい)だったので、保険料を払うよりも修理代の方が少し多くかかちゃったけれど仕方ないかー。
でも、トータルしたらレンタカーだけで8日間で3万円近くかかっちゃってるから結構高くついてしまったなあー。。
今回学んだことを生かして、レンタカーする際にフロントガラスの写真は綿密に撮る、ということを今後実践していこうと思います。またはこういうことで揉めそうな国では、安全の為にフルプロテクション保険に入るか。
結果、高くはついてしまったけれど、すごく楽しかったのでレンタカーで周ることにして本当によかった!
最終回は、モロッコレンタカー旅の費用や、注意点のまとめです。
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