イシククル湖畔の小さな集落カジサイ。スカスカキャニオンを散歩し、湖で泳ぐ。

July 13, 2019351 View

アルマトイ滞在の後は、ビシュケクに戻って同じアパートメントに3泊し、その後目指したのはキルギス北東にどんと鎮座するイシク・クル(Issyk-Kul)。
琵琶湖の9倍の大きさを誇るイシク・クルは北部はチョルポン・アタ(Cholpon-ata)を中心にビーチリゾートとして開発が進み、南部の方が未開発で静かだけど観光客向けのユルトと呼ばれる遊牧民のテントが点在しているので、そこに宿泊するのが目的の旅行者が多少いるっていう感じです。

イシク・クル湖畔のどの村に滞在するか、いろんな方のブログを読んだり、Google Mapを大きくしたり小さくしたり、Booking.com や Airbnb の宿詳細を眺めたりと直前まで迷って、滞在を決めたのはカジ・サイ(Kadzhi-Saj)という小さな集落。一回くらいユルトに宿泊するか、と思って当初検索していたけれど、どうも施設のわりに料金がお高めだし写真やレビューを見てもピンとこず、同料金でWiFiと冷蔵庫と室内バスルームのある快適宿を選んでしまいました(笑)

東部のカラコル滞在のあとに、ビシュケクに戻る際のバスでイシク・クル北部を通過したけれど、いい意味で想像より開発されていなかったし、チョルポン・アタならAirbnbでの貸切アパートメントもあったので、今度機会があったらに滞在してみたいな。チョルポン・アタで秋に開催される遊牧民のオリンピック『World Nomad Games』も気になるし。

今回滞在したカジ・サイはここです。

カジ・サイ村

2019年6月8日〜10日の3日間過ごしたカジ・サイは、2軒の食堂と売店、数軒のゲストハウスのみがある小さな集落で、イシク・クルが泳げる時期はそれなりに人が集まるんだろうけど、私たちが滞在した日程では全く観光客はいませんでした。村のメインロードでは子供達がサッカーをし、村人が立ち話をし、家畜が闊歩しているとても素朴な。元気に手を振ってくれる少年たちも、塀に半分身を隠してこちらから手を振っても見えてないと信じているのかジッとしている小さな子も、にっこり挨拶してくれる老人もとても可愛い。

湖沿いにずっと続く国道(A363)とカジサイのビーチ、なーんにもない。

カジサイ村にあるたった2軒の食堂は、売店が併設されていて、併設の売店で販売しているペットボトルビールを持ってきてくれるので安い価格で飲むことができました。

1日目の夕飯は「キディル・アケ」で、ビーフストロガノフとペリメニスープ、フライドマントゥ。それにビール数本で900ソモニ(1,400円)。

2日目の夕飯は「Kafe Ak-Kuu」で、コリアン風サラダと蒸しマントゥ。それにビール数本で500ソモニ(800円)。「Kafe Ak-Kuu」の方がビールの値段は安いけれど、ご飯が美味しいのは「キディル・アケ」です。この情報がいつか誰かの役に立つ時がくるかな。

あとは、Booking.com では宿にキッチン有りの表記だったんだけど、宿に併設された食堂のためのキッチンでがっつり使うのが申し訳ない雰囲気だったので、持ってきてしまった食材を消費すべく、湖畔でクッキングストーブを使い自炊をしてみたり。

イシククル南部の観光地『スカ・スカキャニオン』

特に他に観光する場所もないので、唯一の観光ポイントである『スカ・スカキャニオン(Fairytale canyon “Skazka”)』にはもちろん行ってみました。

スカ・スカキャニオンへの行き方

公共の乗り物はないので、シェアタクシーで行くかヒッチハイクです。
私たちは行きは、適当にシェアタクシーで行くなりするか、と歩きながら後ろを振り返るとあっという間に家族づれの車が止まってくれて、キャニオンの入り口までタダで乗せて行ってくれました。帰りはキャニオンから入り口に向かっている途中で、イギリス人のカップルがレンタカーを止めて「乗ってく?」と声をかけてくれて、これもまたあっという間にカジサイに戻ってきたので、全然心配ないです。

スカ・スカキャニオンの入場料

2019年6月時点では、入場料は50ソモニ(80円)でした。有人のゲートがあって、そこからキャニオンまでは2kmほど歩きます。車で来ている人はキャニオンそばにも駐車場ありました。こんな辺鄙で目立たない観光地なのに、ゲート付近には観光バスが1台停まっていて、なんと日本は関西からのツアー団体でした、ゲキ渋っ。

スカ・スカキャニオンは特に期待していなかったからか、想像していたよりも広く、奇石の中を自由に歩き回れるのがとても楽しかったです。

遠くにはイシク・クルが望めるし。

赤土だけでなくて、黄色や白の混ざった土砂でカラフルなエリアもあり、天気も良かったし日曜だというのに観光客はとても少なくて、小さな冒険気分でワクワク。

まあ渋目な観光地なのは間違いないですけれど。

イシク・クルで泳ぐ(本当はオフシーズン)

イシク=熱い、クル=湖、キルギス語で「熱い湖」という意味のイシク・クルは、塩分を含むために、マイナス20度にもなるキルギスの冬でも凍らないためにその名がついたのらしいですが、もちろん6月初旬の水温は10度前後だと思います。

が、水に入るときだけやたらと積極的な夫は、もちろんここでも泳ぎました。晴天だった二日目、だけでなく曇天だった初日も。

青空の下だった二日目はなかなか戻ってこない。

仕事はデジタル系でも、街よりも断然田舎と自然が好きな私たち、嫁は山派で、夫は海・川派です。私が旅程を決めているので、いつも山方面に偏りがちでごめんよ夫。

そんな夫の選ぶ、今までで体感もっとも冷たかった行水は、アメリカのグランドティトン国立公園らしいです。(かなり昔の話 → 【アメリカ西海岸レンタカー旅 8】グランドティトン国立公園と、野生動物たち。

カジ・サイ村で滞在した宿

ユルトを辞めて宿泊した宿、「Guest House Fairy Tale」は一階に小さなリビングと、バスルーム、階段を登ったロフトに寝室があって、ロフトの窓からはイシク・クルを眺めることができます。

部屋には小さな冷蔵庫とケトルがあって、共有のスペースがたくさんあって、庭には花が咲き乱れていて、WiFiも使えてとても快適でした。宿泊した時はBooking.comで予約し、25USD/泊。スタッフは、寒くなかったけれど夜には湯たんぽを持ってきてくれたりととても優しいし、カジサイに泊まる際にはおすすめですー。

ちなみに次の町カラコルからのトレッキングでユルトに泊まれました。ユルトってこんなの、次回はその話。

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