アイスランド旅13泊14日のキャンプ場まとめ【2018年夏】
2018年8月16〜30日の2週間のアイスランド旅では全日程テント泊しました。
宿泊したキャンプ場は全部で11ヶ所。そのうちの3つはロイガヴェーグルトレイルを歩いている最中に宿泊し、その時のブログでキャンプ場も登場したので、ここでは残りの8ヶ所のキャンプ場についてです。
(ロイガヴェーグルトレイルを歩いた時の話し → がっかりの忘れ物。アイスランド・ロイガヴェーグルトレッキング【初日】))
私たちはヨーロッパ全土で利用できるSIMカードの契約(→【便利すぎw】現地SIMカード1枚でEU圏どこでもネットし放題『Roam Like at Home』の使用感)をしていて、それがアイスランドでも使えたので、ドライブ中や前日のテントの中でGoogle Map でキャンプ場検索をしていました。
ホームページやレビューを読んでからキャンプ場を決めてましたが、それでも思っていたのと違かったなあと思うこともあったので、今後アイスランドでキャンプ場泊する方の少しでも参考になれば幸いです!
(私たちの旅した2018年8月は、1クローナがだいたい1円でしたので円表記は省きます。)
Reykjavik Campsite (評価:70点)
レイキャビック市内にある Reykjavik Campsite は収容500テントはいけるんじゃないかと思われるほど巨大で、アイスランドの自然を楽しみに来たキャンパーは一度は滞在することになるであろうポピュラーなキャンプ場です。私たちは、ロイガヴェーグルトレッキングの前後に合計3泊宿泊しました。
トイレ兼シャワー棟は2ヶ所あり、数も十分にあるので順番待ちは一度もありませんでした。
キッチン・ダイニング・受付棟ではwifi使用可能で、電源もあるので充電も出来ます。コインランドリーも併設されているし、屋根のあるスペースも多く、テントサイトは芝生でフラットなので快適に過ごすことが出来ます。
冷蔵庫はありませんが製氷機がありました。フリーボックスは3ヶ所あり、調味料や油、パスタやお米、クッキングガスなんかはここで結構揃います。
よくない所は、夕飯時にはキッチンとダイニングスペースが異常に混み合う所と、スタッフによっては清掃が雑な事。これは大きなキャンプ場のハイシーズンは仕方がないと思いますが。
あと料金が一人2,400円とアイスランドでも高額なので、あまりゆっくりはしていられないかな。
宿泊料金:2,400クローナ/人
住所:Sundlaugavegur 32, 105 Reykjavík, アイスランド
公式HP:http://www.reykjavikcampsite.is/
設備:シャワー(無料)、キッチン(コンロ・電子レンジ・トースター)、製氷機、コインランドリー(有料)、荷物預かり(有料)、各種ツアーやバスの取り扱い、超充実のフリーボックス、wifi、電源
個人的評価:70点
Vik Camping (評価:40点)
250人収容できるキャンプサイトのようで大きめ、Vicの街中に位置していて観光にも便利。車が乗り入れ可能なオートキャンプ場と、駐車場に車を置いて徒歩でのみ入れるキャンプサイトがあります。
収容人数に対してキッチン棟が小さく、シャワー・トイレ棟は1ヶ所のみで数も少なく、滞在時には掃除も行き届いていませんでした。
キッチン棟は椅子、テーブル、水道、湯沸かし器があるのみで、滞在時は椅子も洗い物用シンクも湯沸かし器も順番待ちで大混雑。シャワーは確か200クローナくらいだったと思いますが、こちらも混んでいたので使用しませんでした。
宿泊料金:1,750クローナ/人
公式HP:http://www.vikcamping.is/
設備:シャワー(別料金)、室内キッチン棟(コンロなし)、コインランドリー(有料)、受付周辺でのみ使用可能なwifiあり
個人的評価:40点
Fossardalur Campsite (評価:80点)
個人経営の小さめのキャンプ場で、コテージが併設されていてそちらがメイン、テント泊の人は空いているスペースを使ってください、という雰囲気でしたがサイトは綺麗な芝生で清潔でした。
テントサイトには2つのユニットバス(トイレ・シャワー・洗面台・脱衣所)。スタッフの方が数時間おきに清掃してくれるのですごく綺麗で、お湯もたっぷり出て脱衣所も広くホテルのバスルームのように快適ですが、2つしかないのでタイミングによってはかなり待つことになります。
椅子とテーブルは持っていないテント泊なので、地味にピクニックテーブルがありがたかったです。
宿泊料金:1,500クローナ/人
住所:Eyjolfsstadir, 765 Djupivogur, アイスランド
設備:シャワー(無料)、ピクニックテーブル、室内の洗い物用シンク、キッチンスペースなし
個人的評価:80点
Grimsstadir (評価:60点)
ヨーロッパ1の水量を誇る滝 Dettifoss を見たあと、すでに夕方になってしまったのでDettifossに行くためのオフロード上にあるGrimsstadirに宿泊しました。
ここもまた離れた所にあるコテージ経営がメインのようで、私有スペース(草原)にテントを張ってもいいよ、くらいの感じで設備はほとんど何もありません。掘っ立て小屋にライトもつかないトイレがあるだけで、水道のついたシンクは屋外です。スタッフも駐在はしておらず、夕方に利用料を回収するためにおばちゃんが車でやってきただけ。
一人750円だしトイレと水道があって堂々とテントが張れるだけ野宿よりもいいかなと思ってたんですが、日が暮れてからやって来たゴリゴリのローカルキャンパーの観察が個人的に楽しかったです。
(この写真は翌朝のテント撤収時のもの。)
狩猟道具や機械を整備するような道具、たくさんの調理器具を積み込んだオフロード車で、テントもゴツく、恰幅のいいアイスランドの方達はみんな知り合いのようで、夜遅くまで盛大な焚き火をして過ごしていました。我々ツーリストのこじんまりとしたキャンプの様子と全く異なります。
宿泊料金:750クローナ/人
住所:JVRH+X7 Holssel, アイスランド
公式HP:http://www.grimsstadir.is/
設備:トイレ、外水道のみ
個人的評価:60点
Varmahlíð Campsite (評価:100点)
私たち的、アイスランドレンタカー旅でのナンバー1キャンプ場はここです!
トレイル中も含めると、天然温泉付き、絶景キャンプ場のランドマンナロイガルキャンプ場(逆ルートのすすめ。アイスランド・ロイガヴェーグルトレッキング【3・4日目と天然温泉】)が一番かな。
おばあちゃんが経営するキャンプ場で、広大な敷地の端っこのおうちにおばあちゃんが住んでいて、そこで宿泊料金の支払いをします。シャワーが1個、トイレが2個しかないけれど、エリア的に人気がないのか3組のキャンパーしかいなかったので全然問題ありませんでした。
利用していませんが、屋外に露天温泉用のバスタブがあり、シャワーも他の場所よりも少し濃い温泉だった気がします。(アイスランドの温水シャワーはどこも温泉が含まれています。)
そしてちょっと不思議空間の大きなキッチンスペースは、冷蔵庫、電源、電気コンロとなんでも揃っていて設備の少ない(あっていても混雑していて利用できない)キャンプ場に数日間滞在していた私たちにはかなり快適でした。その上、宿泊料金は最安の1人500円!
宿泊料金:500クローナ/人
住所:Þjóðvegur, Varmahlíð, アイスランド
設備:シャワー(無料)、室内キッチン棟(電子レンジ、電気コンロ、冷蔵庫)、電源、外水道、ピクニックテーブル
個人的評価:100点
Tjaldstæði (評価:70点)
ゴルフ場併設の広いキャンプ場で、トイレ棟は2ヶ所ありましたが、シャワーは屋外でした。屋根がないだけで壁に囲まれていますが、とても寒かったです。受付兼カフェがある建物に、コインランドリーと小さなデスクがありそこで充電・wifi使用ができます。
宿泊料金:1,650クローナ/人
住所:Aðalgata 25, 340 Stykkishólmur, アイスランド
公式HP:tykkisholmur.is
設備:シャワー(無料)、キッチンス用テント(椅子とテーブルのみ)、外水道、コインランドリー、電源、受付周辺でのみ使用可能なwifiあり
個人的評価:70点
Camping Selfoss (評価:80点)
アイスランド観光の目玉、ゴールデンサークルの拠点となる街セールフォスにある便利な立地のキャンプ場なのでとても混雑していました。トイレ棟は屋内と屋外と2ヶ所、シャワーとキッチンがある棟は土足禁止で清潔でしたが、毎回靴を脱ぐのがめんどくさかったです。
でもこの夜はずっと大雨が降っていてすごく寒かったので、暖房の効いた室内のキチンは助かりました。
ここも利用はしていませんが、ホットタブ(露天温泉)があるみたいです。
宿泊料金:1,750クローナ/人
住所:Engjavegur, 800 Selfoss, アイスランド
公式HP:gesthus.is
設備:シャワー(無料)、キッチンス棟(電気コンロ、トースター、電子レンジ)、コインランドリー、電源、フリーボックス、受付周辺でのみ使用可能なwifiあり
個人的評価:80点
Mosskogar Camping (評価:90点)
アイスランド周遊を終えて、翌日レイキャビック市内でレンタカーを返却予定だったので選んだ、レイキャビックより15kmほど東に位置するキャンプ場。
農地の片隅に、自分たちでキャンプ場を作っている途中という感じで新しくて手作り感がありいいキャンプ場だと思います。受付では無農薬の野菜や、敷地内で取れた鶏卵の販売なんかもあって、キッチン棟は温室ビニールハウスで、テントを持っていない人はこのビニールハウスの片隅に宿泊することもできるみたいでした。
トイレ2個、シャワーは屋外(壁あり、天井無し)が2個でしたが、トイレ棟を作成中だったので近々数が増えると思います。フリーボックスもレイキャビックキャンプ場の3分の1くらいだけれど、結構充実していたし、値段が一人1,500円と安いので、車があるならレイキャビックキャンプ場でなくこちらに宿泊するのもありです。
宿泊料金:1,500クローナ/人
住所:Dalsgarðsafleggjari 270, Mosfellsdalur, アイスランド
設備:屋外シャワー(無料)、キッチンス棟(電気コンロ、電子レンジ、湯沸しポット)、コインランドリー、電源、フリーボックス、
個人的評価:90点
7記事にもわたってしまったアイスランドブログもこれでおしまい。次はルーマニアに移動します!
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