【モルドバ酒事情】首都キシナウで過ごす一週間、大興奮のスーパーマーケットと手作りワイン。

October 09, 2018113 View

 

ウクライナのリヴィヴからは夜行バスでモルドバの首都キシナウへ、キシナウでは2018年6月9日から16日のちょうど一週間を過ごしました。

 

旅行者の中でもキシナウって何も見るものがないと評判で、実際に観光すべきものは特に何もない、かもしれなかったですが、とにかくビールとワインが凄くって私たちは初日から大興奮でした。主にスーパーマーケットの中で。笑

 

大興奮!スーパーマーケットのお酒売り場

ご覧ください、このビール売り場の何がすごいって、種類はヨーロッパの国はどこもこんなものですが、こんなに冷やしたビールをたくさん売っている国ってそうないんです。

ただ、いくら私たちでもこの冷えたたくさんのビール程度では大興奮はしないです。

 

大興奮の理由はこれ、詰めたての生ビール。

 

ろ過していないアンフィルターの生ビール。

 

しかも新鮮な生ビール、一種類だけじゃないです。

すでに入っているペットボトルもありますが、店員さんに言えば空のペットボトルに新しく注いでくれます。

 

大好きなIPAの生ビールがスーパーマーケットで買えるとか、世界各国でお酒選びになかなかの情熱と時間を注ぎ、人並みでないビールを消費して来た私たちでも初めて見ました!笑

 

お値段は無ろ過ビールが1リットルで13.1レウ(約90円)で、苦くてお気に入りだった1.5リットルのホップの絵のパッケージのものが28.6レウ(190円)。

ペットボトルで大量売りしている既存のビールはもっと安いですが、クラフトビールっぽい生ビールがこんなに安い国って、これはビール好きなら誰もが興奮すると思うな。私たちなんてこのためだけにモルドバに定期的に行きたいくらい。笑

 

そしてビールだけではありません。

モルドバと言えば長い歴史を持ち世界でも有数のワイン生産大国です。

これはワイン売り場のごく一角ですが、もちろんこれ全部国内のワイナリーで作られたものです。

 

超巨大有名ワイナリー『CRICOVA』のブース。

 

瓶詰めされたものだけではなく、ペットボトルで量り売りのフレッシュワインも売っています。

瓶詰めのワインは安いものだと300円前後から、高いものは数万円まで、ペットボトルのフレッシュワインが一番安くって1.5リットル入って240円くらいです。味だってアルコール臭さはもちろんなく、強いぶどうの味がしてすごく美味しい。

 

これは『CRICOVA』の製品ですが、「Rara Neagra」や「Fetesca Neagra」なんかがモルドバの固有種ぶどうらしくって、重めでタンニン強めのイメージです。東ヨーロッパで飲むワインはすっきりはしていなくってまろやかな印象ですがこれもそんな感じの。

 

あと東ヨーロッパではたくさんは見かけない、自国産のスパークリングワインの種類がととても豊富だったのが嬉しい。

家族経営の小さなワイナリーのこのスパークリングの白ワインもとても美味しかったです。

 

これまた『CRICOVA』のスパークリングのロゼワイン。

後日CRICOVAワイナリーツアーに行こうと思っていたので予習w

実際に行ったツアーでは、「シャンパーニュ地方で作られたワインだけがシャンパンだっていう決まりをEUの人たちは作ったけれど、これもシャンパンと全く同じ製法ですからね!」と強い誇りを垣間見せていました。

モルドバで売られるスパークリングワインはシャンパンと同様に瓶内発酵なので、きめの細やかなしゅわしゅわ感ですよー!

 

市内中心部の個人商店や、市場付近でも生ビールのペットボトル購入は見かけましたが、私たちが日々通った大きなスーパーマーケット「Nr.1」の場所を一応載せておきます。

 

ここ。

 

借りていたお部屋の庭と手作りワイン

ホストの方の暮らすおうちの片隅の離れを借りていたのですが、庭はびっしりと葡萄棚で覆われていました。

 

裏には大きな敷地が広がりぶどうだけでなくいろんな果実やハーブを育てているようで、さくらんぼを採ってきたから好きなだけ持って行ってね、と庭にあるテーブルにたくさんのさくらんぼが置いてあったり、手作りのアプリコットジャムをもらったりもしました。

 

気配で酒好きであることがばれたのか、旦那さんからの手作りワインの差し入れも。

「これはスーペルでナチュラルだから、私はマエストロだから!(スペイン語に似た言語で拾えた単語のみで想像するに、美味しくて健康にもいいし、自分はワイン作りがうまいんだ、ということだと思う。)」と自信満々でくれたこのワインもすーっごく美味しかったです。旦那さんが全く英語を話さない人で、英語を話す奥さんはあまりお酒を飲まないようで詳しいことは聞けなかったのですが、庭でなった自家製のぶどうで毎年ワインを自作しているんだって。「本当のところは分からないけれど、この国の人たちは自家製のワインは飲みすぎなければ、より健康になると信じているのよ」って奥さんは苦笑いしてました。

この周辺の国の人はみんな自分の庭でぶどうを育てて各家でワインを作り、市販されているものは何が入っているか分からないからと、あんまり飲まないらしいです。

 

借りていたおうちの周辺ではあらゆる場所でいろんな実がなり、色鮮やかな野草が咲き乱れていました。

手入れの行き届いた庭もいいけれど、こういうのも自然が豊かな感じでいいですね。

 

初夏の6月は、キシナウは連日30度を超してとても暑かったのですが、庭が葡萄の屋根に覆われてるせいで部屋の中は驚くくらいに涼しくて快適でした。

庭で育てたぶどうで自家製ワインを作れる国に住みたいなー。

 

門に施された、葡萄のモチーフが可愛らしい。

 

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