ベトナム最大の野外音楽フェス【QUEST FESTIVAL 2017】に参加してみた!
2017年11月10日〜12日にハノイ郊外にある湖辺で開催された野外音楽フェスティバル「QUEST FESTIVAL 2017」に参加して来ました!
今回のフェスのお目当は、イギリスのテクノDJの大御所「The Orb」とスペイン人アーティスト「VURRO」。フェス会場の雰囲気はとても良かったし、トイレやシャワーも結構綺麗だし、オーディエンスのノリに至っては異常によくて最高!でしたが、ちょっとアーティストの層が薄かったというか、、そんなに音響も良くなかったというか、、(音楽好きだけど、パーティピーポーじゃないからだろうなー。)
ハッキリ言ってちょっと私たち好みではなかったんだけど、様子をお伝えしますー。
開催場所と値段、会場に行くまで
「QUEST FESTIVAL 2017」の開催場所はここでした↓
ハノイからは、50kmほど離れています。私たちはフェスのオフィシャルバスを予約して、バスで行きましたが、タクシーで来ている人、レンタルバイクで来ている人もいました。
ハノイの町外れにある、フェスオフィシャルバス乗り場。
フェスのチケットは購入時期によって値段が異なり早く購入すればするほど安くなります。
QUEST FESTIVAL 2017 の料金は、一番安いのは6月1日までに購入の超早割で3日券1,100,000ドン(5,500円)でしたが、私たちが買ったのは9月頃だったので、3日券1,600,000ドン(8,000円)/1人。3日券だけではなく、土曜日曜の2日券や、1日券、また前売りだけでなく当日券もあります。
その他に今回はテントは持参せずにレンタルしたので、3〜4人用の中ぐらいのテントレンタル費用6,5000,000ドン(3,300円)と、バス往復チケット160,000ドン(800円)/1人がかかりました。
テント以外にも、マットや寝袋のレンタルなんかもあったと思います。
チケットや備品のレンタル費用、アクセス方法の詳しくは公式ページでご確認ください。
http://ticketbox.vn/quest-festival?lang=en
会場内設備やご飯、お酒のこと
会場内設備
会場は、通常は「Son Tinh Camp」として使われている大きな湖の側のキャンプ場です。
なので、常設のトイレやシャワーの数は結構多く、その他にも仮設トイレが作られていて、時間帯によっては行列ができますが、そんなに不便には感じませんでした。
写真に写っている小屋は、トイレ兼シャワー。スタッフやボランティアの方がこまめに掃除してくれているので綺麗です。
こういうちゃんとしたシャワーは午前中なんかのみんながシャワーを浴びる時間帯はとっても混むけれど、屋外のシャワーはあまり並びません、なので屋外シャワーでも問題ない人は水着必須です。(みんなそこでもがんがん石鹸を使って頭や身体を洗っています。)
レンタルキャンプサイトはこんな感じでした。
テントは新品!?ってくらいに新しかったです。
自前のテントを持って行ってる人は、湖側やステージ脇、林の中など、もっといい感じのところにテントを張っていました。
ハノイから会場に向かうバスで一緒になったベトナムの女の子は、最終バスでハノイに戻って、また明日バスで来るって行ってたので、テントに泊まらずにハノイまで頑張って帰ってまた出て来るっていう人もいるみたい。ハノイからのバスは1時間以上かかったから大変だとは思うけれど。
お酒やご飯
飲み物の持ち込みは禁止されていて、エントランスではまあまあ念入りな荷物チェックがあります。お菓子や果物類の食べ物の持ち込みは禁止されていなかったけれど、会場内での火を使った料理は禁止されています。
広大なキャンプ場敷地内には飲食物を買えるお店は一軒もなく、最寄りの商店や食堂が10kmくらいは離れているので、レンタルバイクをしていない限りは全て会場内で調達することになります。
今まで参加してきた野外フェスは、徒歩圏内に少なくともスーパーマーケットはあったり、会場へのお酒の持ち込みは禁止されていてもテントサイトはOKなことが多かったので、会場内で全てのお酒と食べ物を買うってこと自体が選択肢が少なくて私たちにとってはちょっとキツかったです。
フェスに行ったら会場からは出ずに、全て会場内で飲み食いしてどっぷり空気感に浸かるんだってタイプの人は大丈夫だと思うけど。
食べ物屋台の選択肢は10種類くらいかな、そんなに多くないです。ケバブとかフォーとか、サンドイッチとか、串焼きとか、だいたい一食300円〜500円くらい。お金は前払い制で、電子マネーのようにリストバンドに必要な分をチャージしておき、それで支払いをします。最後余った金額に関しては返金してもらえるので、多めにチャージしても大丈夫。
飲料水だけは無料です。
インドカレー80,000ドン(400円)。
ビールは普通のものが一杯40,000ドン(200円)で一店舗だけクラフトビールを出している屋台があったけれど、そちらは一杯60,000ドン〜85,000ドン(300円〜430円)。最初にプラスチックカップを20,000ドン(100円)で購入して、リフィルしてもらう式です。
フェス会場でビールが200円で飲めちゃうんだから全然高くないって思うかもしれませんが、ハノイ市内では40円で飲んでたわけなので、この時のビールは高級品。
スロバキアの POHODA(2016年のベストフェス!)で提供されていたビールはクオリティ高めの、グラスでかめで1.2EURだったことを思うと、ビアホイがあるベトナムにはもっと頑張って欲しかったなあ。
・【野外フェス】スロバキア開催『POHODA FESTIVAL 2016』 〜 ごはん・ビール編
会場の雰囲気は?
大きめのステージが3つ、小さめのステージが2つでステージは全部で5つ。
どこもステージの裏は湖で素敵なシチュエーションです。
DJボートという名前で、DJを乗せたボートで湖をクルージングしながら踊りまくるなんていうアトラクションもあります(別料金)。
湖自体きれいには見えないけれど、泳いだり飛び込んだりしている人めっちゃ多いです。
大自然では積極的に水に入るくせに、こういう人が多いところはなんか菌とか怖くて(偏見!)入れないんだよな、、
昼間には「BEER YOGA」というビールを片手で支えたままヨガをするっていうエクササイズや、ズンバのようにインストラクターに合わせてダンスするようなアクティビティもあります。
すごい存在感の女の人!
音楽だけでなくパフォーマーも多い、アートフェスティバルなので、ライブとショーのコラボも多かったです。
楽しみにしていたスペイン人アーティスト「VURRO」。
見た感じオーディエンスはアジア人は20%くらいでほとんどがアジア人以外なんだけど、オーストラリアの人がめちゃめちゃ多かった印象。あといろんな年代の人が来ているというよりかは20代前半くらいの若い人が多かったかなあ。
露出度高め。
今年のテーマがキラキラした洋服と、一角獣だったみたいで、そういうものを身につけている人が多かったです。
私たちも20代前半の時ならすごく楽しめたような気もするけれど、経験も積んで耳も肥えてw、はしゃぐ体力は失い気味のアラフォーなので、もうしばらくアジアのフェスは行かなくっていいね、やっぱりフェスは東欧に限るね、と言いながら日曜昼にはそそくさとハノイに戻りました。
パンガン島のフルムーンパーティーとかが好きなパーティピーポーは楽しいと思うな!
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