ムイネーの観光とごはんとビール(風邪ひいてます)。
ホーチミンからは、バスで5時間北上したところにあるムイネーというちょっとローカルなビーチリゾートにやってきました。
到着初日に、走り狂う乗り物も少なめだし久しぶりにジョギングでもするかーと走り出し、スコールにやられたのが原因だと思うんだけれど、二人揃って風邪ひきました。ムイネーにはたったの3泊の予定なのに、毎日降る滝のようなスコールと風邪も相まっていつもに増して宿で過ごしていました。
それでも楽しんだ、ムイネーの観光地とごはんとビールの値段のお話です。
ムイネーという町
ムイネーと呼ばれる町は地図でいうところの突き出た半島なんだけど、観光客的にはそれよりも西のずーっと続く海岸線全部をさしてムイネーとよんでるみたいです。
私たちが宿泊した場所も、Booking.com で「ムイネーから0km」の表記だったから中心地なんだろうなと勝手に思っていたら実際のムイネーの町からはかなり離れたどちらかといえば長く続くムイネービーチの中でもかなり終わりの方でした。
実際には10km続くムイネービーチはどこが中心とかもないようで、ずっと同じような雰囲気で、似た感じのレストランがずっと並んでました。
でもムイネーの観光ポイントやシンツーリスト(ベトナムで1番大手のバス会社)のオフィスはムイネーの町の方なのでどちらかといえば東の方に宿をとったほうが何かと便利だと思います。
ムイネーのビーチはビーチパラソルや、レストランやホテルが並んでビーチ風にはなっているけれど、波が高く穏やかな海ではありません。カイトサーフィンの大会が開かれたりするくらい、波乗り系のアクティビティで有名なよう。
あと漁師多めです。
ムイネーよりも200kmくらい北にあるビーチリゾート、ニャチャンに比べてとてもこじんまりとしてローカル色が強く、物価も安いので、迷ったけれどムイネーにしてよかったなと思ったんだけど、穏やかな海に入るのなら、ニャチャンのほうがいいみたい。ニャチャンはバスで通り過ぎざまにビーチを見たのと、バスの乗り換えで2時間くらい街を散歩したくらいなのでよくわからないけれど。
ムイネーのメイン通り、グエンディンチウ通りを一本入ればローカルそのもの。
あとはニャチャンも、ムイネーもロシア人観光客が多いらしく、たしかに家族連れや学生グループや、老夫婦のロシアの方達がたっくさんいたし、ロシア語表記の看板もとても多かったです。
インドのゴアもロシア人がめちゃめちゃ多かった印象なのでやっぱり暖かい国のビーチリゾートがいいんだろうなと思うけど、タイやフィリピンではあまり見かけなかったりして、ビザの問題とか飛行機の路線とかが理由なのかな。
ムイネーの観光地
ムイネーはビーチの他に有名なのは、漁港、赤砂漠、白砂漠、妖精の渓流と呼ばれる小さな渓谷のようなところ、の4箇所です、多分。数ドルでこの4箇所を回ってくれるツアーなんかもあるみたいですが、私たちはレンタルバイクで行きました。料金は24時間で100,000ドン(500円)。
あとは泥温泉なんかにも入れるみたいだったけど、私たちは行っていません。
1番面白かった漁港
1番興奮したのは漁港、夕方と朝に行きましたが、朝の方が活気があって断然面白かったです。私は肉なしでもなんとか生きていけるかなと思うくらいに魚が好きなので、魚市場はとても楽しいのです。
朝7時くらいは活気があったけれど、赤砂漠に行って朝ごはんを食べて9時くらいに戻ってきたら、魚を売り出している人の数がかなり減ってしまっていたから、早めに行った方がいいかな。
小さなカニとか、よくわからない貝だったらバケツ一杯まるまるで100,000ドン(500円)にしとくよ、っていろんなおばちゃんから声がかかったので、本当に買う気で交渉すればかなり安く買えると思います。
風邪っぴきでいつもよりかなり消極的に見て回った結果、ロブスターだけ買おうかなあと悩みました。
大きくてまだ生きているものが1kgで300,000ドン(1,500円)、一匹買うとだいたい2,000円弱。もう死んでしまってる小さなロブスターなら、三匹で150,000ドン(750円)でいいよ、とのこと。(養殖じゃないやつは3倍くらいはしてたけれど。)
キッチンつきの部屋だったので、かなり迷ったけれど、風邪ひきで調理するのもダルいし、弱っているのに万が一あたったりしても嫌かなあと思ってやめてしまいました。体調さえ万全だったなら、、残念。
赤砂漠(Red Sand Dunes)
砂には足跡がたくさん付いているけど、意外に広くって、海と砂漠の感じも珍しくってなかなか良かったです。
特にやることもないので、滞在時間は5分ほどでしたが。
ムイネーの町からさらに40km北上すれば、白砂漠(White Sand Dunes)もあるみたいだったけど、そっちは行ってないです。でもニャチャン行きのバスから遠目に見ることができました。
赤砂漠に向かう道中も、土地の色はどんどん赤くなっていく。
妖精の渓流(Fairy Stream)
メインロードから民家の合間を歩くこと500mくらいで川にぶつかります、ここを歩いて上流に向かっていくよう。
ネット上で写真を見たときは、ちょろちょろとしか流れていなかったような気がする小川が、濁流でした。
この小川を、10分くらい登っていくと白と赤の色鮮やかな渓谷になります。
もっと先まで進むと小さな滝もあるようです、行ってないけど。
心と身体が元気であるって1番重要なことだなあと、改めて思うムイネー。
失敗したとしても普段食べないような食材は食べたいし(特に大好きなエビ類w)、結果大したことない景色でもなにかあるなら行きたいのに!好奇心よりもめんどくさいが勝ち続けた結果、ムイネーは写真も少ないしちょっと記憶的にもうすめ。いいところだったのに、残念だー。
ムイネーのごはんとビールの値段
体調わるめのわたしたちにとっては、ムイネーはシーフードが安くて美味しいのがいちばんの魅力と言ってもいいくらい。
魚市場や魚屋さんで買ったら、めちゃめちゃ安そうな雰囲気ではあったけれど、食堂で食べても安いし、おいしい。
体力回復を願って、うなぎの炭火焼、80,000ドン(400円)。
魚の照り焼き45,000ドン(230円)。
イカがもりもりのシーフードサラダ35,000ドン(180円)。
そしてビールはお店で飲んでも、8,000〜15,000ドン(40円〜75円)!
緑のサイゴンビア(瓶)の私たちが出会った最安は8,000ドン(40円)でした。
赤のサイゴンビールバージョンはちょっと高めの12,000ドン(60円)。
売店でも1本10,000ドンで売っているお店が多かったです。瓶ビールは450ml入っているんだけど、缶ビール(330ml)も大抵同じ料金で、瓶ビールは瓶を返却する必要があるから、観光客の私たちは売店では缶ビールを売られがちです。ちゃんと返す約束をすれば瓶ビールのがお得。
ベトナムのビールは、他の行ったことのあるアジアに比べて甘くないし臭くなく、スッキリしていてちゃんとホップの匂いがして美味しい気がしています。
本当はホーチミンでは結構クラフトビールのお店があって、絶対に行こうと思っていたのに、ゴミゴミしすぎてて遠くまで歩きたくない>好奇心(心、元気じゃない)で行けず。
ベトナム入ってからまだなんとなく不調だけれど、次の町ホイアンで、世界一安いと名高いビール、ありました(次回に続きます)。
この記事が気に入ったら
いいね!