免税天国ランカウイ島のビールの値段は?あとマレーシアごはんと山に登った話。
リペ島からは、フェリーでマレーシアのランカウイ島に渡りました。
チケットはTropical Charters という会社のサイトからインターネットで事前購入して、一人85リンギット(2,300円くらい)。
ここのサイトから購入しました↓
https://tropicalcharters.com.my/ferry/
ルート上都合が良かったし、島全体が免税で、マレーシアなのにお酒が安い(また!)という理由だけで、なんとなく10月13日〜17日の5日間の滞在。免税にしているのは観光復興らしい。
した事といえばご飯を食べることと、島をバイクで一周したのと、流れで山に登ったくらいで、あとは宿に引きこもる毎日。
それでも、前回マレーシアに来た時は物価に対してあまりにもビールの値段が高く感じて1週間でタイに逃げ帰ってしまったので、今回ランカウイ島でマレーシアを好きになれて良かった!(夫はランカウイ限定だと言いそうだけど。)
マレーシア、ごはんも美味しいし、人もなつこくて優しいし、治安もよくて、すごく過ごしやすいところでした。
ありがとうが「テレマカシー」で、どういたしましてが「サマサマ」なんだけど、地元の人に「さまさまー」と言われるとなんだか嬉しいし。
滝で遊んで山に登る。
ランカウイのメジャーな観光ポイントと言えば、マングローブ林をカヤックで見に行くことと、ロープウェイに乗って山の上にかかるスカイブリッジを歩くこと(だと思う)。あとはアイランドホッピングとか、動物園とか?
ご飯や宿代なんかの物価は安いけれど、島全体が観光地みたいな感じで、たくさんある観光スポットの観光費用はいちいちちょっと高く感じました。
ワイルドライフパークという動物園は39リンギット(1,000円ちょっと)だし、ロープウェイは基本料金が55リンギット(1,500円)でオプションつけるたびにお金がかかりそうだったし、ワニ園とか水族館とかも私たち的には「じゃ、まいっか」ってなるような料金設定。
ロープウェイではなく自力で山に登ってスカイブリッジだけ歩こう、と向かったロープウェイ乗り場で、スタッフに激しめに「ノー!」と言われてしまったので退散。
っていうか人が多すぎる、、
なのでスカイブリッジは諦めて、近くにあった、Seven Wells Waterfall に向かいます。駐車場にバイクを停めて(駐車料金1リンギット、27円。)10分くらい坂道を登ると到着。
うって変わって全然人がいないし、思ったよりも大きな滝に興奮して夫は泳いでました。水着来ていけば良かったな。
滝だけではなくて、もっと上にも観光ポイントがあるみたいで、道が伸びています。ランカウイ島には猿がいっぱい。
滝から15分くらいで、看板が出ていたセブンウェルス(Seven Wells)というポイントに到着。写真左の空中に伸びている橋がセブンウェルス、先端まで行くと海を見晴らすことができます。
調べずに来たけど意外と良かったね、と話していたんだけど、なんだかもっと登れそうな看板を見つけてしまいました。
スカイウォークも歩けなかったし、「頂上まで2時間」っていう看板もあるし、ちょっと行ってみますか!の感じで登り始めました。
飲み水もあまりなかったし、軽い気持ちで登りすぎて、これ意外ときつかったです。
看板もトレイルも藪に埋もれていたので、登っている人なんかいないかと思ったけれど、「TRAIL 701 MACHINCHANG PEAK」とい名前で、数組のトレッカーとすれ違ったのでまあまあメジャーな観光地だったみたい。
最初はジャングルの中の緩やかなトレイルなんだけど、ちょうど半分くらいのところからはロープが張られていて岩場をちょっとよじ登って行くような急な道になります。
山登りは趣味だし1時間ちょっとあれば登れるかな、と過信していたんだけど、頂上にたどり着くのにはぴったり2時間かかりました。
雲が多かったけれど、島全体と青い海に浮かぶ小さな離島が見渡せてすごく気持ちがいい。
MACHINCHANG PEAK はロープがあったしトレイルが整備されてたから登れたけど、あれはたしかに自力で登るのは無理だw
往復3時間ちょっとで、汗みどろ、喉カラカラになって下山。湿度が高いせいか意外に大変だったけど面白かったな。笑
バイクで島を一周してみる。
宿泊していた宿で借りたレンタルモーターバイク(オートマ)は1日35リンギット(970円)。
私たちは大抵の観光客が滞在するであろうパンタイ・チェナンビーチという島の南の真ん中エリアに滞在していました。ランカウイの住民が多く住むのがフェリー発着所もある、島の南東に位置するクアタウンで、それ以外の場所は集落が点在しているジャングルです。
観光ポイントが点在している感じも、一周60kmほどでモーターバイクでのんびり走っても数時間で一周できてしまう感じとかも、なんだかちょうどいい。
島の北側に位置するビーチは、結構汚め。
ガソリン代は1リットル2.2リンギット(60円)とかなり安いです。
美味しいマレーシアごはんとビールの値段。
マレーシア料理は、「中華やタイ料理やインド料理がミックスされていて丁度いい感じに美味しくて、好き」という人が多い印象なんだけど、前回わたしたちがマレーシアに来た時は、ご飯運がなくて「どれも美味しいけどいまいち名物がわからないしどれも中途半端。」って思ってました。
が、今回、「ミックスされてる具合がちょうどよく美味しい」っていうの、わかりました。
朝ごはんは、泊まっていたところのお向かいにあるおかず屋さんで毎日食べていました。毎日ローカルの方で賑わっている大繁盛店。
スパイスの効いた豆スープ付きのロティは一枚1リンギット(27円)と格安。
並んでいるおかずの半分くらいがカレーで、魚、マトン、エビ、チキンとどれもそれぞれ味が全く違ってスパイスも濃厚で美味しかった!
残りの半分は中華風の味付けの野菜炒め。おかずを2品選ぶと一皿7リンギット(180円)。
お昼は数百メートルごとに点在している屋台の麺屋さん、美味しそうに見えないかもしれないけどおいしかったです。だいたい3〜4リンギット(100円)。
夜はビールが飲める中華系の食堂みたいなところに行ってました。
お気に入りは Wonderland Food Store。
トリップアドバイザーの「お財布に優しいレストラン部門」で一位です。笑
海鮮と野菜の炒め物やチャーハンや炒め麺が8リンギット(200円)からで、お魚一尾を揚げたり蒸したりしてもらっても35リンギット(850円)くらい。
この食堂では、350ml缶のタイガービールが3.5リンギット(90円)ですし、チェナンビーチの観光客向けの食堂でも中ジョッキくらいの大きさの生ビールが5リンギット(130円)で飲めます。
免税店だと安い缶ビールは1.7リンギット(45円)からあります。さすが!!
あとは毎日島のどこかで開かれているナイトマーケットに行ったりしてました。観光客だけでなく、食材や出店のご飯を食べに地元の人もたくさん来てました。
マレーシアの人はイスラム教の人が多く、こんなに安いけれど国民はほとんどお酒を飲なまいので、ナイトマーケットでもお酒は売っていないけれど、観光価格じゃなく食べ物も雑貨もなんでもやすい。
ランカウイ島まとめ。
物価も安くて、ご飯もおいしい、人も優しいし、治安もいいし、自然も多く残るし、生活に必要なものも買いやすそう、インターネット環境も問題ないし、大きさもちょうどいい。で、気温が高すぎてジョギングしにくいことを除けばかなり住みやすそうだけれど、私たち的には長く滞在するにはちょっと整い過ぎてて退屈かなという印象です。
でも、クアラルンプールやシンガポールから飛行機で来れてアクセスもいいし、快適でなにかとちょうどいいので、子連れ家族旅行とかに良さそう。私たちだったら友達と飲み旅行で行きたい場所かな。
(泊まっていた宿 Motel Aurora Damai)
もう少し滝や洞窟に遊びに行ってみたかった気はするけれど、5日間の滞在はちょうど良かった!
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