【モロッコレンタカー旅 その5】5日目Nkob、6日目Skouraでたくさんのカスバ。

April 11, 2017

 

マラケシュ発着、モロッコレンタカー旅も折返しの5日目は、サハラ砂漠の町メルズーガからNkobに向かいます。距離はおよそ230km。

翌日の6日目はNkobからワルザザードを経由して、170km先のSkouraまで。

 

Nkobってここです。

ベルベル人の首都、Nkob。

すでに太陽が高くまで登った昼近くに、メルズーガを出発しました。

 

北上する車の前を、ラクダツアーの終わった仕事帰りのラクダ達が通過。

 

乾いた大地を西へ、来た道とは違うけれどこの日からはマラケシュへの帰路についたので北西を目指します。

 

今日もロバは草運び過ぎ。

 

途中には忘れ去られて風化しそうな、カスバ。

 

途中の村でお昼休憩をして、

 

4時間くらいでこの日の宿泊地、Nkobに到着です。

 

来るまで知らなかったけれど、宿のスタッフの人によると、Nkobはベルベル人にとっての首都的な存在らしく、大きなカスバ(ベルベル人のお城)があるんだって。

 

確かに今まで見て来たみたいな小さなカスバや、廃墟のようなカスバとは違って、Nkobの町外れにあったカスバは大きくて立派。

 

壁の模様も丁寧で、住んでいるのか、何かの施設として使われているのか多くの地元民が出入りしていて活気があります。

 

カスバは素敵だったのですが、この日はお昼ご飯が不発でお腹が空いていたので散歩も早々に切り上げ、この日二度目のランチに向かいました。

 

宿の目の前にある食堂で、20ディルハム(230円)のチキンケバブを一人前だけ注文すると、注文していないのにミントティーとオリーブとお菓子が運ばれて来ました。「大丈夫?」とジェスチャーでお店の人に確認したけれど、にこにこしてくれています。これは!当たりの食堂の予感!

 

そしてフライドポテト付きのジューシーなケバブ。

 

この日ドライブ中に食べたお昼ご飯は、ぱさぱさのチキンケバブとビーフケバブが一人前40ディルハム(460円)もしてこんなにしょぼかったのに。

 

モロッコは観光客なんて立ち寄らないんじゃないかな、と思うような田舎の村でも外国人料金の英語メニューがあって、その値段だと外食費は安くないです。地元の人はおそらく半額以下で同じものが食べられていると思うなー。

 

夜が訪れようとしているNkobの町に、大音量のアザーンが響き渡ります。

 

たくさんのカスバ、Skoura。

翌日はワルザザードの東に位置するSkouraに向かいます。

 

レンタカー2日目に通った細く頼りない道路が嘘のようにこの辺の道路は立派。

砂漠でオフロード車のレースがあるようで、おそらくヨーロッパの人が運転する力強い車が次々と、土煙をあげて対向車線を通り過ぎます。

 

その後ろからは、かっこいい軍事用のような車も。

 

岩山を背景に建つ大きなカスバ。

 

地理で習った「等高線」の見本みたいな地形の場所を通り過ぎて、

 

大都市ワルザザードでお昼休憩。

 

そして到着したSkouraは、周囲にたくさんのカスバのある村でした。

ここも来るまで何も知らずに適当に選んだ村だったんだけど、「馬やトレッキングでジャングルの中に点在するカスバを訪ねて歩く」というのが有名なこのエリアは、ヨーロッパ旅行者がすごく多かったです。

 

ワルザザードからSkouraに向かう、道路沿いにも結構立派なカスバがあったし、

 

周囲のジャングルを散歩してみると、近隣だけでも小さなカスバがたくさん点在しています。

 

ここはこの周辺では名のあるカスバのようだったな。立派。

 

何も知識がなくて雑な紹介で申し訳ないですが、ベルベル人の文化や、カスバに興味のある人は必ず訪れた方がいいエリアだと思います。曖昧。笑

 

レンタカー旅7日目につづく。

 

【モロッコレンタカー旅 その6】7日目世界遺産のアイット・ベン・ハドゥとTaliouine。

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