【悲報】バルセロナのバスターミナルで、商売道具を盗まれた(T-T)

March 17, 20171,013 View

 

無事にレンタカーを返し両親をバルセロナ空港に送って、安堵感と達成感に包まれていた矢先、やられてしまいました。。

 

事件当日。

成田に帰る両親を見送ったあと、残された私たちは乗り慣れたバルセロナのメトロでバスターミナルに向かいました。

 

数日間風邪っぽく、前日からは咳が止まらなくなって珍しく風邪薬を飲んでいた私は、この日はマスクまで装着(後にこのことさえ後悔することになろうとは、、)。それに加えて無事に家族旅行が終わった安堵と、連日の寝不足でふわふわとしていました。

 

家族旅行は短期間でたくさんの観光地を巡って、たくさん話をして、いっぱいお酒を飲んで大充実でもちろん楽しかったけれど、普段のんびりと旅をしている私たちにとっては目が回るくらいに慌ただしく、「やっぱり2人きりは楽だなあ、今夜はぐっすり寝よー」とぼーっとしながらメトロに揺られ、バスターミナル「Barcelona Nord」に到着。

 

余裕をもったスケジュールを組んでいたので、バスの出発にはまだ二時間も時間があり、駅前にある数軒並んだ同じようなケバブ屋さんの一軒でお昼ごはんを食べることにしました。

 

天気もいいのでテラス席にすわり、美味しくもないのに値段ばかり高いケバブをゆっくり食べます。

 

いま振り返れば、大きなバックパックを持った誰が見ても観光客だと分かるアジア人が、目立つ場所でだらだらとご飯を食べ、しかも1人はマスクをして具合も良くなさそう、ってなればスリにとっても「カモが来た」って感じだったと思います。

 

ご飯を食べたあとは薄暗いバスターミナルの中には移動し、かわりばんこにトイレに行きました。

 

夫も連日の運転疲れと、家族旅行中にやることが多くてテンパる私の無理難題に答えてきた疲れがどっと出てかなりぼんやりしている様子、わかり易い案内が出ているのにしばらくうろうろしてから「あ、トイレはあっちか。」とトイレに向かいました。

 

私は私はで三つの椅子が並ぶベンチの両端におおきなバックパックをを二つ起き、2人分のセカンドバックと一緒に真ん中の席に座っていました。後ろは壁ではなく、背中合わせにあるもう一つのベンチ。

 

普段なら小さなセカンドバックはお互い身につけているし、相手に託す場合でも声をかけたり、どこかに結びつけたりするのに、この時は無造作に置かれただけの状態でした。

 

そこに50代くらいの男性がタイムテーブルのようなものを手に持ち、声をかけてきました。

ごにょごにょ何かを言ったあとに「スペイン語わからない?」という意味のスペイン語だけが理解できて首を振ると、そのままふらっと立ち去りました。そのやりとりは10秒くらいだったと思います。

すぐ近くにインフォメーションカウンターもあったし、何しろ超観光客ヅラした私になぜ聞いてきたんだろう?と男性の後ろ姿を目で追った瞬間に気がつきましたが、もちろんその時には、夫のセカンドバックが無くなっていました。

 

一瞬でないことに気がついたものの、すぐには現状が受け入れられなくて、「あれ、持ってトイレにいったはずだよな?でもついさっき夫のもっていたお水をのんだよなあ。」そして血の気がさぁっとひき、急にその場にいる現実感が薄く、、(泣)

 

大きなバックパック2つと自分のセカンドバックを抱えて立ち上がると、近くにいた女性が私の異変に気がついて声をかけてくれましたが、時すでに遅し。

 

トイレから戻った夫は、私が指差す、声をかけてきた男性が歩いていった方向を猛ダッシュで追いかけましたが、あのおじさんはただの囮で、バックを奪った人は違う方向に逃げているはずだしそれも完全な見当違いです。

 

そのあとは、声をかけてくれた女性に通訳をしてもらって、近くにいた警察に状況を説明しましたが、警察官も「ここの警察署にいけばレポート作成してくれるよ」というくらいのあっさりしたもの。言われた警察署にも行ってみたけれど、バスの出発時間がせまっていたので結局は到着地のバレンシアで再度警察署に行くことになりました。

 

盗まれたセカンドバックに入っていて、一番大ダメージだったのは仕事用で使っていた、Mac Book Pro と全てのデータを保管していたハードディスク。いろんな電気製品の充電器関連や、今回の旅から導入した買ったばかりのGo Pro、その他にも各地で購入した毎日使用しているお気に入りのアイテムがたくさん。

 

夫はiPhone で、Mac Book のGPSを拾おうとしたりもしたけど、結局Mac Book がオンラインになることはありませんでした。

 

バスの中で泣いて、疲れて結果眠る私とは逆に、夫は気が立って集中した顔をしてバスの中でもずっとiPhoneを見ていました、ゴメンナサイ、、

 

警察署でレポートを作る。

バレンシアに到着したのは夜遅くで、翌日、まずは生命線であるiPhoneの充電器や変換アダプターを買いに電気屋さんへ。

その日からバレンシアでは、スペイン三大祭りの一つのである火祭りが開催されていて町中祝日モードでなかなか電気屋さんも開きません。

 

半日かけて当面必要な充電器を購入し、つぎは警察署へ。

 

でも警察署も、警備で警官が出払ってしまっていて、受け付け係の人が「盗難届が必要ならここに電話して」と張り紙を指差すだけ。

 

いくつかの警察署を回ったけれど同じような対応で、出来れば対面で応対して欲しい私たちは日本大使館に電話をかけました。

 

次の目的地であるマドリッドで観光警察署に行くのがいいという助言をもらって、盗難届を作成するという目的はまた繰越になってしまい、なんとなく落ち着かない日が続きます。

 

そして、盗難にあって5日後、バルセロナからはだいぶ離れてしまったマドリッドの警察署で盗難届けを手にすることが出来ました。

 

盗難にあったものの穴埋め案を考える。

その5日間で考えた解決策は、

 

①Mac Book Pro をスペインで再購入→スペインで購入すると日本で買うよりも7万円も高いし、キーボードの配列が異なるので微妙。

 

②日本で買い直して、スペインに郵送してもらう→発送は出来るようだったけれど、デバイス系の海外郵送はいろいろと厳しいようで、パソコンを個人使用以外の目的だと思われた場合に、受け取るのがすごく難しそう。

 

③とりあえず必要ソフトの入った嫁のMac Book Air で仕事をし、ゴールデンウィークにスペインで遊ぶ友達に、日本で購入した新しいパソコンをもってきてもらう。

 

ゴールデンウイークは一ヶ月以上先の話だけれど、選択肢が他にも思い浮かばなかったので③番目の案でいくことにしました。

 

でも2人でパソコンが一台しかないのは、私たちの旅のスタイルではかなり不便、、

 

なので、これも日本で買うよりも数万円高いけれど、マドリッドのApple Store で iPAD Pro を購入!


大きな出費!

 

でもピンチをチャンスに変えるためにはこれくらいしないと、気持ちの切り替えが出来なかったので仕方無い。

 

被害総額40万円くらい、そして穴を埋めるために再購入した商品の金額もすでに40万円以上、これで保険(私たちの保険は、クレジットカード付帯の海外旅行保険のみ。)がおりなかったら大ピンチです。

 

今回の盗難でいろいろ見直すきっかけになったことの一つに、データをクラウドに保存することの重要性。もちろん失くさなよう注意することが大前提だけど、今後は所有しているモノが無くなっても、自分たちでリカバリー出来るようにいろいろと考えていきたいと思います。

 

「免税」に関する小話。

今まで海外でそんなに大きな買い物をしたことがないので、気がついていなかった免税。

 

スペインでは一店舗で1日に使った金額の合計が90.15€を越えると最大13%の金額が還付されるらしいです。

 

例えば今回購入したiPad Pro は本体価格が866.94€で、税金が182.06€、合計が1049€でした。購入した店舗で、その場で作成してもらった(作成の時にはパスポートを提示しました。)「Tax free form」では支払った税金のうち143.71€が戻ってくることになっています。

 

申請は帰国の際のバルセロナ空港で、基本的に免税対象になるのは未使用品のみ、らしいので本当に戻ってくるのかは不明ですが、チャレンジしてみる予定なので、帰国後にまた詳細を記載します。

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