〜ローカル酒場探訪〜大観光地バルセロナで見つけた、お気に入りバル。

March 13, 20173,261 View

 

世界一大観光地であるバルセロナ、レストランやバルの数は星の数ほど多いし、インターネットの情報も多すぎるし、時間帯によってはどこも大混雑しています。

 

でもメニューを見るとビール1杯3€以上、ピンチョスも1つ1.9€〜だったりして、なかなかレストラン探しに難航しました。

 

私たちが好きなのは、観光客ではなく地元の人が集まる、安くて美味しい大衆居酒屋風のお店。そしてちょっと小汚いくらいが最高w

うろうろ歩き回った結果見つけました!

 

味もガイドブックに「バルセロナで一番美味しいタパスが食べられると地元の人に評判のお店」と紹介されていたレストランに引けをとらないくらいに美味しかったよ。

 

ビールと美味しいタパス。

バルセロナでも海辺のビーチエリアで、インターネットで調べていた良さげなレストランがすごく高級で撃沈し、飲み屋をさがしてうろうろ歩き回っていたこの日、住宅地にある観光地からは外れた場所で店の外にまで人が溢れ出ているバルがあり中を覗いてみました。

 

顔見知りの様子の人たちで大盛り上がりしていて、誰も私たちの存在を気にはしてくれないし、「なにか内輪のパーティかね」と一旦は諦めて飲み屋探しを続行しました。

 

でも一時間後、いいお店が見つけられないしどうしても気になって再訪し、素っ気ない店員さんに気後れしながらも、空いている席に座りました。

 

ビールは1杯1.4€、スペインの他のエリアでは1€くらいで飲めたりもするけれど、バルセロナでは多分かなり安い方。

 

メニューもあるけれど、カウンターにもタパスがならんでいるので、とりあえずカウンターにも並ぶ大皿から、白身魚をオリーブオイルとレモンにつけたもの(正式名称がわからないけれど)2€を注文したら、お皿から溢れそうにもりもりと盛ってくれました。

 

暑い中歩き回ったので、ビールが体に染み渡ります。

 

すっごく柔らかく煮込んだ牛肉、めちゃめちゃうまい。

フルサイズで7€、これは半分(media)で3.5€。

 

そのほかにも、小魚のフライと、チョリソーも注文。どちらも3〜4€。

ビールも満足いくまで飲んで、お会計は2人で24€。

 

値段と味も大満足だったし、雰囲気もこれぞイメージ通りのバルっていう感じで大々満足。

 

近隣に住む若者やおじいちゃんや、サラリーマンが一杯ひっかけに来るようなお店で、おばあちゃんが立ち飲みで白ワインを一杯だけ飲んで帰って行ったり、散歩中のおじいちゃんが友達を見つけて入ってきたりしています。

 

奥のモニターでサッカーの試合が映されているだけなのに、お客さんのしゃべり声が店内に響き渡って音楽がかかっているみたいに賑やか。どちらかというと私たちのような観光客はウェルカムな感じではないのかなと思って、店内の写真を撮ったりするのはやめていたけれど、別にそういうことでもなかったみたい。

 

お会計のあと、店員さんが「デザートに」とアルコールの強くて甘いコーヒーリキュールをご馳走してくれました。そして、帰り際に外でタバコを吸っていた若い男の子が「どうだった?」と聞いてくれて、「すごく良かったよ。」というと親指をたててよこしてくれました。

 

お店の名前は「BAR PINOL」

 

場所はここです。

私たちはグエル公園の近くに部屋を借りていたので、全然近くはなかったけれど、あとから来た両親をつれて再度訪れました。最初に行った日曜日ほど店内は大混雑はしていなかったけれど、それでも地元の人に密着したいいお店で、両親も人間観察が面白かった様子。笑

 

バルセロナの観光中心街ではあまり見かけない雰囲気のお店なので、大衆居酒屋風が好みの方は是非行ってみてください。

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