無料で楽しむバルセロナの観光スポット6選。滞在は週末がおすすめ。
イメージの悪かった、でも実際乗ってみたら全然普通の航空会社だったアエロフロート航空で3月2日にバルセロナに到着しました。今回の成田ーバルセロナの往復チケットは2人で10万円以下。
航空チケットは安かったけれど滞在費は高めのバルセロナ、観光費はなるべく抑えたい、ということで私たちが滞在10日間で無料で観光したスポットのご紹介です。
通常10€前後の入場料のかかる美術館なんかが、土曜の午後から日曜にかけてタダになるので、2〜3日の滞在だったとしても週末をかぶせるのがオススメだよ!
カタルーニャ美術館 (Museu Nacional d’Art de Catalina)
カタルーニャ美術館は毎週土曜の15:00以降と、第1日曜日が無料です。
営業時間は10月から4月は10:00〜18:00、5月から9月は10:00〜20:00、月曜日は休館、で通常の入場料は12€。私たちが行ったのは土曜の16:00頃で、閉館まで2時間しかなくてちょっと時間が足りなかったかな。
エントランスでは荷物チェックがあったけれど、チケットの発行や人数制限は特になくて待ち時間なしで入ることが出来ました。とても大きな美術館で、エントランスの奥にはたくさんのソファがあり、その奥はカフェが併設されたホールになっていて、美術館鑑賞以外のツーリストが、観光の合間の休憩としても使っている様子でした。
見所は正面玄関を入ってすぐ左側のロマネスク美術、その分野では世界有数のコレクションを誇っている、らしい。ピレネー山麓各地の小さな聖堂から集められたという、壁画の展示数がとても多いです。
これは、鮮やかな色彩と力強い表現力の素晴らしい『全能のキリスト』で、もともとはサンクリメン聖堂といところにあったもの。
でも正直一番の見所はあまりピンと来なくても、2階に広々と展示されたモダンアートが面白かったです。
ピカソやムンクの作品もあったし、名前を知らないアーティストの作品も素敵なものが多くて見応えがありました。
公式ページはこちら。
http://www.museunacional.cat/en
マジカ噴水のショー
カタルーニャ広場から、カタルーニャ美術館に向かう大きな通りにあるマジカ噴水は、週末の夜に噴水ショーを行っています。
11月から3月は金曜日と土曜日のみで19:00〜21:00、夏場の4月から10月は木〜日曜までの週に4日、21:00〜23:30の間絶え間なく行われています。
カタルーニャ美術館の18:00閉館後少し空き時間が出来てしまったので、美術館の隣にあるオリンピックスタジアムを見て時間を潰し、音楽3曲分くらい噴水ショーを見て来ましたが、選曲もなんだか面白いし楽しかったです。噴水ショーのためだけにわざわざモンジュイックの丘まで来るのは大変なので、カタルーニャ美術館とのセットがいいかな。
ピカソ美術館 (Museu Picasso)
ピカソ美術館は第1日曜日終日と、その他の日曜日は午後15:00以降が無料。
営業時間は9:00〜19:00で、月曜日が休館です。
私たちは第1日曜日のお昼頃訪れ、30分の待ち時間で入ることが出来ました。
翌週の日曜日には両親とバルセロナで合流していて、両親だけで15:00過ぎから入場の行列に並んだところ、16:30まで1時間以上待って、18:00以降に入場の出来るチケットを渡され疲れ過ぎて見ずに帰って来てしまっていたので、第1日曜日以外はかなり待つ覚悟で行った方がいいかもしれないです。
館内は写真の撮影は禁止されています。ガイドブックには9歳から20歳頃の作品が多く展示されていると書かれていたけれど、全ての年代のものが数多くあって画風もどんどん変わり、すごく面白かった!
通常は11€なので、私たちは無料の日がなかったらきっと入らなかったと思うけれど、行列に並ばないためにも払う価値は全然あると思う楽しい美術館でした。
私たちは利用していないので詳細は不明だけれど、公式ページから美術館の前売りチケットを買うように進んでいって、日曜日を指定するとこのようなインフォメーションが出るので、もしかすると訪問日の4日前に数量限定で無料開放日でも予約が出来るのかも。
公式ページはこちら。
グエル邸 (Palau Guell)
ガウディの初期の傑作とされるグエル邸。無料日の詳細は不明です。営業時間は10:00〜20:00で月曜日が休館、料金は12€。
調べている時には第1日曜日が終日無料だと書いている人もいたし、毎週日曜日の午後が無料だという記事も見かけましたが、年によってルールが変更されているようです。公式ページにも無料開放日の記載はなかったので、恐らく有料なんだろうなーと思って、ピカソ美術館のあとに寄ってみたら、長蛇の列が!
一時間くらい並んだけれど、無事無料で入館できましたw
30分後の15:00から入場できます、のチケット。
後日見たサグラダファミリア教会や、グエル公園のような突き抜けた明るさに比べると建物の内観は地味だけれど、壁や天井の装飾の繊細さが素晴らしかったです。
中央部分は吹き抜けになっていて、天井には明り取りがあります。
屋上に上ってみると、これが明り取り部分のそとからの見た目。
室内の重厚な様子とは違って、天井はガウディらしい煙突がたくさん並んでいました。
屋上からはサグラダファミリアも見えるし、近隣に暮らす人々の生活も見えて世界遺産とはいえバルセロナの日常に溶け込んでいる様子がいい雰囲気。
私たちが行った第1日曜日の午後は確実に無料だと思います。(2017年現在)
でも日曜日の午後であれば無料の確率が高い気がするので良かったらチャレンジしてみて下さい。
公式ページはこちら。
サン・パウ病院 (Hospital de Sant Pau)
サン・パウ病院は、建築学校ではガウディに講義を行ったこともあるモンタネールのつくった建築で、2009年までは病院として使われていたみたいだけれど今は見学用の施設になっています。
ここも第1日曜日のみ無料で見学することが出来ます。ただし日曜日の営業時間は10:00〜14:30と短かめ。旧市街にあるピカソ美術館と、グエル邸を見学してしまったので、ここは見ることは出来ませんでした。通常の料金は10€、月曜から土曜は〜18:00まで(11月〜3月は16:30まで)。
公式ページはこちら。
グエル公園 (Park Guell)
ガウディの作品であり、敷地内にはガウディが20年間住んだ家もある、グエル公園。公園内は有料エリアと無料エリアに分かれていますが、有料エリアでも開園時間外であればエントランス箇所に受付の人がいないので無料で入ることが出来ます。
開園時間は5月から8月が8:00〜21:30、10月から3月は8:30〜19:00、その他の期間は8:00〜20:00で、通常料金は8€。
夜は閉館後はすぐに真っ暗になってしまうので、朝の開園前に入るのがおすすめです。入ってしまえば開園後に追い出されたりはしないので、ゆっくり見ることが出来ます。
8:00前後の公園内は人も少なめ。
バルセロナはスペインの他のエリアに比べて、外食費も部屋代も高いから、週末に短期でパシッと観光するのがいいかな、と思ったよ。
(でも、15€するけれどサグラダファミリア教会だけは絶対にみたほうがいい!)
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