【マラソン大会レポ】第15回 石垣島マラソン、フルマラソンの部に参加してきたよ。
2017年1月22日に開催された、日本最南端の市民マラソン『石垣島マラソン』42.195kmの部に参加してきました。
今回は私の父と母、夫と四人の家族旅行で、フルマラソンには母以外の3人で参加。
父は月に1回はフルマラソンの大会に参加しているツワモノですが、私たちは6年ぶりのフルマラソン。申し込んでしまったものの、大会が始まるまで超怯えていました。笑
でも小さいながらも島の人による応援が温かなすっごくいい大会で、本当に楽しかった!
石垣島マラソン2017
石垣島マラソンは2017年で15回目、フルマラソン(42.195km)の他に、24kmの部、10kmの部もありますが、大会の参加者全部合わせても5,000人弱と小さな大会です。フルマラソンの参加者も全部で1,831人(男子1,398人、女子436人)と、東京マラソンに比べて20分の1の規模。
到着した石垣島空港では石垣島マラソンの垂れ幕が下がっていたし、町中にもたくさんの旗が立っていました。島中あげての大きなイベント感が漂います。
前日エントリー
大会のエントリーは前日に行う必要があるので、前日に石垣入りは必須です。
前日14:00~18:00の間に、石垣市総合体育館内サブアリーナに引換証を持って行くとナンバーカードや参加賞のTシャツと交換してもらえます。
これは総合体育館においてあった歴代の完走証メダル。
大会のコース
島の南半分をぐるりと回るコースで、まあまあアップダウンがあるかな。海岸沿いは風も強いので、他の大会に比べたらタイムが出づらいかもしれません。
でも前半が海岸線沿い、中盤が島の間を走る山道、後半が町の中と変化に飛んだ景色ですごく気持ちがいいです。沖縄本島に比べて大自然のたくさん残る、とても綺麗な島。
これは大会前日にレンタカーで行った石垣島の北の海岸。
大会当日も曇りだったけれど、時折太陽が出るとコバルトブルーの海がきらきら光ってすごく綺麗でした。
エイド(給水所)
大会が設置してくれているエイドの数も、私設エイド(応援の方がボランティアでやってくれている給水所)の数もすごく多かったです。2〜3km毎にはどちらかがあって、飲み物の他に、石垣島産の黒糖や、塩、果物なんかを摂ることができます。しかも私たちは使ってないけれど、オリジナルドリンクを10ヶ所ものエイドに置いておくことができるんだって。
大会中の写真は全くないので、エイドの写真もありません。
食べていないけれど、私設エイドには小さなおにぎりもあったと思います。
足を冷やす用のスプレーを持ってくれている応援の人も多かったし、仮設トイレもいっぱいありました。
前夜のカーボローディングは「えいこ鮮魚店」が最高!
フルマラソンのようにたくさんのエネルギーを消費する場合には、カーボ・ローディング(Carbohydrate Loading)と呼ばれる栄養摂取法を行うことが大切だとされています。
普段、夕ご飯にはご飯の代わりにビールを飲んでいる私たちも、大会前日は炭水化物をたくさんとってカーボ・ローディングをしました。
私たちが前日のカーボ・ローディングに選んだのは「えいこ鮮魚店」。
魚屋さんが隣で小さく居酒屋産をやっていて、魚料理だけでなくなんでも美味しかったです。
握り寿司10カン、1,000円。
関東では見たことのないネタもあって、どれも新鮮でおいしい、超おすすめ。
島豆腐と海ぶどうのサラダ(700円)と、焼き鯖の棒寿司(580円)。
場所はここです。
魚好きの方にはたまらないと思うので、マラソン大会でなくても、石垣島に訪れた際には是非行ってみてください。
石垣島マラソン大会当日。
フルマラソンのスタートは朝9時。
まだ真っ暗な朝6:00には起床して、宿の朝食ビュッフェで再度エネルギーを溜め込むためのしっかりした朝食を摂ります。
会場到着が8:00をすぎてしまい少し焦ったけれど、会場から1kmくらい離れたところにレンタカーを駐車することもでき、20分前にはスタート地点に並びます。スタートのピストルを鳴らすのはゲストで来ていた、ガレッジセール。和やかなトークで、ほのぼのスタートを切ることが出来ました。
で、大会中の写真は一切ないけれど、全身痛くてマメもできてボロボロになりながらも、目標タイムの4時間を大幅に上回りゴールすることが出来ました。
家族で参加した3人のうち最初にゴールしたのははもちろん、父。フルマラソン60代男子の部で一位。
2番目にゴールしたのは、夫。
久しぶりのフルマラソン、そのうえお正月に痛風を発症した割には大健闘w
離されること2分後に私もゴール!
30代女子の参加者はたったの117人だったので、なんと2位に入れちゃいました。
夫:本当は右隣の表彰台には元実業団の加納由理さんがくるはずだったんですが、総合の表彰式にだけ出て帰っちゃったみたいです。。残念orz
中盤の島の真ん中を通る山道以外は途切れることなく応援の方が声をかけてくれたし、子供たちのボランティアや応援も多くてすごい癒されました。
車に乗った島の人もランナーが通過するときは手を振ってくれたり、リゾートホテルのスタッフの方も私設エイドを作ってくれていたり、小さな子がホラ貝を吹いて応援してくれたり、地元密着の本当にいい大会でした。
大会参加者には、会場に出店していたお店や、街中の食堂で使える500円分のクーポンが配られたので会場内の出店で昼食。
石垣島名物らしい、車海老ソバは300円と車海老が三匹も入ってコスパが半端ないです。牛汁ソバ(500円)は東南アジアの味。
外国からの参加者の方も結構多くて、この大会は日本を感じられて感動するだろうなあと思ったよ。マラソン大会も海外からもエントリーしやすくなって、グローバル化の時代。
大会の後は夜の町として知られているらしい「美咲町」でもイベントが行われていました。
石垣島出身のバンド「トレモノ- TOREMONO -」のライブ。
かっこいいバンドだったけれど、何より観客席のノリが良すぎで面白かったです。子供も大人も踊る踊る、奥のレストラン二階席の人は座布団を振り回して応戦。
この日の打ち上げは、石垣島で作られた泡盛!
家族会議では、一番左端の高嶺酒造所の泡盛「於茂登」が美味しかったとなったらしい(記憶なし)。
これは関東地方でも見かける八重泉だけれど、「石垣島マラソン」版パッケージがスーパーマーケットで売られていたよ。
沖縄ビールといえばのオリオンビールのクルファトビール、「クラフトシリーズ(Orion Craft Series)」。
翌日朝の島の新聞には、フルマラソンの上位ゴール者のタイムが掲載されていました。
女子1位は元実業団の加納由理選手。さすがのぶっちぎり、30代女子の1位です。
私も3時間36分ながら、女子総合8位に入っていたよ。笑
久々のフルマラソン、その後のダメージが大きくてまだ疲れが残っているけれど、面白かった!
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