夫婦でユーコン川を川下り〜カーマックス到着、ドーソンへ後半戦スタートの9・10日目。

August 17, 20154,685 View

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2015年8月8日〜24日の16泊17日間かけて、憧れのユーコン川下りをしました。ルートはテズリン川、ジョンソンズ・クロッシングをスタートし、ドーソンがゴール。

 

8月16日、9日目にしてとうとう中間地点のカーマックス(Carmacks)に到着。カーマックスでは、買い出しや、久々のシャワー、コイン式の洗濯機で洗濯をし、ちゃんとしたキャンプ場で1泊。

翌日から後半戦です。

 

9日目、カーマックスに到着。

9日目。今朝も雲が素敵すぎます。

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いい天気だなあと思っていたら、

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急に雲がもくもくしだし、サーッと天気雨。空が広いので、遠くまではっきり見えるから、雨に事前に気がつけるところがいい。雨は嫌だけど。

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カーマックスのキャンプ場。

1時間半程度で、カーマックスにあるキャンプ場に到着。

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THE COAL MINE CAMPGROUND、場所はここです。

 

カーマックスは小さな集落になっていて、キャンプ場は、カーマックスの上流にあります。

集落には、スーパーマーケット、小さなホテル(ホテルの中にバーがあり、そこでお酒も購入できます)、釣り具屋さんなんかがあります。

 

テズリン川(Teslin River)では、1週間の間に、2組のグループカヤックに抜かれたの以外は誰も他のツーリストを見かけませんでしたが、ユーコン川に合流してから、カーマックスまでは、一日に数組、他のカヌーを見かけました。家族連れや、カヌー犬を乗せたカナディアンカヌーもいたし、体験学習のような、大人と子供大勢のグループも。

そして、ホワイトホースからユーコン川下りをしてた大半の人が、ここカーマックスがゴール。なんだか、みんな、「お疲れ様!やったね!」という雰囲気。

 

その雰囲気にのまれて、私たちもカーマックスキャンプ場に併設されていた、小さなレストランで、ハンバーガーを注文。ずっと大自然にいると、普段はあんまり食べないのに、ジャンクなものが恋しくなるもんなんだなあ。これで16.3CAD(約1,600円)。高級なので2人で一人前です。笑

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キャンプ場は、なんだかユニークな飾りがw

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キャンプ場はテント1張り15.75CAD(約1,530円)でした。川辺にあるので、カヌーは引き上げてそのまま停めておけます。カヌーイストのほか、キャンピングカーの方や、バイクでツーリング中の方なんかもいました。

 

シャワーは1回6分間で、3CAD。洗濯機もあり、1回5.25CAD。久々にスッキリして元気回復!

 

買い物は、橋を渡り2kmほど離れた集落へ。

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ホテルに併設されたバーで、購入したMOLSONビール15本セットが36.35CAD(約3,500円)、ビール6本セットが16.85CAD(約1,600円)。その、スーパーマーケットで購入した食材が約3,000円分。

ビールも食材もホワイトホースの1.3倍くらいな感じです。

 

夕飯は焼肉!!w

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夫:弱火で肉と野菜を足しながらダラダラ食って飲んでる焼肉スタイルが珍しかったようで、他のキャンパーの注目の的でした(笑)。弱火調理ができるMSRドラゴンフライのなせる技!

 

夜は、ユーコン川に虹がかかりました。

大きすぎてカメラに収まりきれなかったんだけど、川に写って360度、超でっかい円の形の虹!

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10日目、ドーソンに向けて後半戦スタート。

朝からがっつり、角煮を作り、角煮丼です。数日間の肉不足、解消w
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使っている鍋やフライパンはスウェーデンのアウトドアメーカーtrangiaのもの。ソルトレイクシティのBackcountry.com Retail Storeというお店で購入。

 

カヌーに荷物を詰めなおします。

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下流にある集落の川辺までカヌーで下り、もう一度スーパーマーケットで食材を買い出してから、本格的に、後半戦スタート。

 

前半戦で、結構疲れが溜まってたんだけど、この日私は、「カーマックスがゴールじゃなくて、本当によかったなー。」という気持ちでした。

 

この日は、コース全体で唯一の難所とされる「FIVE FINGER RAPIDS」と呼ばれる場所を通ります。

川幅が狭くなっていて、川の中に複数のおおきな岩があるので、流れが急で複雑になっている場所。

 

万が一カヌーがひっくり返っても荷物が流されないよう、ロープでカヌーと荷物をくくりつけます。

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確かに今までの穏やかなところとは違ったけど、余裕でした。楽しかった!

 

この日は、他にテントを張れるところが近くになかったので、初めて、他のカヌーイストと同じ場所にテントを張りました。「川の地図」に記載されている、「GOOD CAMP / GOOD CABIN」ポイント。

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川辺には、ドイツ人の男の人2人組(カナディアンカヌー)が、キャビンの中には、年配の男性一人(カナディアンカヌー)がそれぞれテントを張っています。

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ドイツ人の二人組は、この後、何度もすれ違い、ゴールのドーソンまで一緒でした。

三週間の夏休みを利用して、ホワイトホースからドーソンまでユーコン川下りをしに、カナダに来たと話していました。二人も私たちと同じように初心者で、親近感。

彼らも、「FIVE FINGER RAPIDS」は大したことなかったね、って言ってました。

 

翌朝、爽やかに「See You!」と挨拶してくれたのに、岸にあげたカヌーに荷物を積んでしまい、荷物を乗せたカヌーを川まで運ぶことは到底できずに、全部の荷物を1回下ろし、私たちより遅い出発になってて、可愛かった。笑

 

年配の男性は、訳ありな感じで、あまり話しかけられませんでした。カナディアンカヌーは一人で操縦するには大きすぎるし、楽しんでるというよりは疲れ切っている様子でした。途中まで何度か対岸にいるのを見かけたけど、無事に、楽しい気持ちでゴールが迎えられてるといいな。

 

夫婦2人でユーコン川を下ってみた〜11日目・12日目・13日目〜 に続きます。

夫婦でユーコン川を川下り 〜 ヤマアラシと嵐、天気悪めの11・12・13日目。

 

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