夫婦でユーコン川を川下り 〜 グレイリングとムースと焚き火、4・5・6日目。
2015年8月8日〜24日の16泊17日間かけて、憧れのユーコン川下りをしました。ルートはテズリン川、ジョンソンズ・クロッシングをスタートし、ドーソンがゴール。
ペースが遅すぎる、ということに4日目にしてやっと気がついた私たち。4日間下って、まだジョンソンズ・クロッシング(Johnsons Crossing)から、100km程の地点。あと5日で270km先のカーマックス(Carmacks)につきたい。ということは、一日50km〜55km進まなきゃ!今までの倍のスピード!!
4日目、初めてのムース目撃。
朝起きると、まずは焚き火をおこします。
朝ごはんは、焚き火でオープンサンドとコーヒー。なぜか、朝からロマンを感じ、テンション高め!
大きな、鷲。翼を広げると2mくらいある。すっごく、かっこいい。
そして、初めてのムース発見!
ムースはヘラジカの一種です。オスの喉仏の部分の皮膚が垂れ下がるのが特徴ですが、この子はまだ、ちょっとしか垂れ下がっていないので、多分まだ少年くらいなんだと思います。
気配を察知して、森の中に姿を消していきました。
この日の昼に、距離計算を間違えていることに気づき、急に慌て始めます。ゆっくりカヌーを停めて釣りをしている暇はないので、川下りをしながら、カヌー上で代わり番こに釣り。
5日目、グレイリングの炊き込みご飯
雨がぱらついたり、青空が見えたり。
天気が悪くなると、急に寒くなります。そして、大自然に二人だけという恐怖感も。晴れていると感じないのにね。
長袖2枚に、フリース、その上からレインウエア。
私たちが使用している、レインウエアはモンベルの「ストームクルーザー」です。
5日目、キャンプ地。開けたいい場所にテントを張れました。
夕ご飯はグレイリングの炊き込みご飯。内臓や頭、ヒレをとったグレイリングをご飯と一緒に炊きます。
夫:『水曜どうでしょう』のグレイリング飯を参考にして作ってますw
最後に醤油をかけて。もちろん、美味しい。
6日目、25km/1日から、50km/1日にスピードアップ
今までゆっくり朝、昼、晩、と料理をしていましたが、ここからは、朝ごはんを食べてる間に、昼ごはんも作る、という技で、昼ご飯の時間短縮を図ります。
準備が少なくて済む、インスタントラーメンを朝食に食べ、お昼ご飯は、大抵パスタかご飯。
パスタの具材や、ご飯のおかずを朝食時に作っておきます。ごはんを炊く場合は、お米を研いで水につけている状態で、カヌーで運びます。
そうすれば、上陸20分以内には昼ごはんが食べ始められます。
私が昼ごはんの準備をしている20分間で、夫はグレイリングの下処理。
なので、魚釣りは出来れば午前中に済ませたい仕事。この頃から、役割分担がはっきりとし、準備や、片付けが早くなってきました。
広い面積のフードゥーポイントや、山火事で燃えてしまった林を通過。
6日目のキャンプ地。ここのキャンプ地は、側から支流が流れ出ていたので、テズリン川(Teslin River)本流よりも、もっと透明な水を組むことが出来ました。
水に関しては、20リットルの飲料水をホワイトホースから運んできています。
料理に使うのは水が少しでもきれいそうな支流の川の水を、直接飲むのには、購入したお水を使用していました。大切に使っていても、後半は購入したお水は無くなるので、飲料水も、支流の川の水を十分に沸かして飲んでいました。
飲料水を得る方法は、アウトドア用の浄水器を使う、浄水用の薬を使う、等の方法もあると思いますが、私たちは、なるべくきれいな川の水をくみ、十分に煮沸するという方法で過ごしました。
ユーコン川に比べて、テズリン川の水は澄んでいます。下流に行けば行くほど、濁ってきて、最後の方は、大丈夫か?と思うような水を飲んでました。(でもお腹が丈夫なので、なんともありませんでした。)
今日もグレイリング、大漁です。
夫婦でユーコン川を下ってみた〜7日目・8日目〜 に続きます。
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