夫婦でユーコン川を川下り〜 初日はテスリン川をスタート。
2015年8月8日〜24日の16泊17日間かけて、憧れのユーコン川下りをしました。ルートはテズリン川、ジョンソンズ・クロッシングをスタートし、ドーソンがゴール。
カナディアンカヌーも、カヌーツーリングも初心者の2人組。どきどきの初日。
ジョンソンズ・クロッシングまで車で移動
スタート地点ある、ジョンソンズ・クロッシング(Johnsons Crossing)はホワイトホース(Whitehorse)から、130km、車で約1時間半の距離の場所です。
朝一、車でホテルまで迎えに来ていただき、車に荷物を積みます。その後、KLONDIKE CANOEING RENTALS へ行き、レンタル品とともに、荷台に積み込みます。
そして車で、ジョンソンズ・クロッシングへ。
別のベテランカヌーイストの、日本人の方達も一緒でした。スタート地点は違いましたが、一緒に送ってもらったので、送迎費用を割引してもらいました。
その方と、オーナーの櫛田さんとの会話を聞いて、ますますどきどき。
ここがスタート地点のジョンソンズ・クロッシング。
川の水は透明。支流とはいえ、数百メートルの川幅があります。天気も良く、川の流れ結構早いですが、とても穏やか。
レンタルしたカナディアンカヌーの積載量は、驚きの500kgです。長期のツーリングに向いています。
ただし、重ければ重いほど舵が取りづらくなります。
私たちは初心者だというのに、こんなに多くの荷物を乗せる予定。乗るのかな?
「こんなにたくさんのお酒を持っていく人は初めて見ました。」と櫛田さんに引かれてしまいました。恥ずかし、、
初めてのカヌーツーリングスタート
荷物を降ろし、カヌーを川まで運ぶのを手伝ってくれた櫛田さんは、「カーマックス(Carmacks)に着いたら、連絡くださいね。」と、去って行き、私たち二人に。
相変わらず、どきどきしながらカヌーをテズリン川(Teslin River)に浮かべます。
スタートから、景色が綺麗すぎる!人工物は何も見えません。
購入した川の地図「テズリン川」では、ジョンソンズ・クロッシング〜カーマックスまでの川の様子が、「ユーコン川」にはカーマックス〜ドーソンまでの川の様子が記載されています。
川の地図に慣れていない私たちには、これが本当にわかりにくい。
支流や、陸の様子、中洲、たまにあるプライベートキャビンなんかが記載されていて、そういうものを目印に、自分たちが今、川のどの辺にいるのかを推測・把握します。わかりにくいけど、冒険感は満載。
川の地図によると、
ジョンソンズ・クロッシングから、ユーコン川との合流地点、フータリンクア(Hootalinqua)までが、200km。
ユーコン川との合流地点から、カーマックスまでが170km。
カーマックスから、ゴールのドーソンまでが400km。
私たちは、カーマックスが中間地点なのはわかっていて、最初の地図を読み間違え、「ジョンソンズ・クロッシングからカーマックスまでが200km(ここから勘違い)。カーマックスが中間地点だから残りも約200km、合計400kmを18日間で下ればいいってことは、一日20kmちょっとでゴール。」という計算で、最初の4日間は超スローペースで下っていました。(本当は、合計約800km、一日40kmちょっとくだらないと間に合わない計算です。)
漕がなくても川の流れがあるので、4時間くらい乗っていれば20kmは進みます。
勘違いしているので、漕がずに、ぼけっとしてます。笑
カナディアンカヌーでは、前がエンジンで、後ろが舵取り。私たちは、ずっと私が前で、夫が後ろで下りました。
初日のキャンプ
カヌーに乗り始めた時間が、昼近かったので、今日は15kmくらい進んだ、開けた中洲でテントをはることにしました。川の地図に、テントを張りやすい場所の記載はありますが、基本的にテントはどこに張っても自由です。ただし、熊の足跡があった場合は、テリトリーである可能性があるので、そういう場所にはテントを張ったらだめ。
暑かったので、川で行水して、焚き火。夫がすでに原始人みたい。
焚き火はその辺に落ちている薪で行います。料理はもちろん、出たゴミを燃やすのにも、焚き火は必須。毎朝、毎晩、火を起こしていました。
ユーコン川の8月初旬は、22時過ぎでもまだ明るい。
夫婦でユーコン川を下ってみた〜2日目・3日目〜 に続きます。
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