アートな街、メキシコ・サンミゲルデアジェンデと、メスカルのこと。

May 10, 2015

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メキシコのグアナファト州にあるサン・ミゲル・デ・アジェンデ(San Miguel de Allende)で一週間暮らしてみました。

 

日本でも観光地として有名な、グアナファトよりも、住むんだったら絶対、サン・ミゲル・デ・アジェンデ。

短い滞在だとしてもぜひ行ってみて欲しい、ヨーロッパとメキシコとアートが調和された素敵な街です。

メキシコシティからの行き方。

サンミゲルデアジェンデは、「Primera Plus」というバス会社を使って、メキシコシティからバスで4時間、料金は369ペソ(2,500円)。1日に4便出ています。

 

公式ページはこちら

https://www.primeraplus.com.mx/

 

出発は、メキシコシティ北バスターミナル「Terminal Central de Autobuses del Norte」。大きなバスターミナルです。

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町の雰囲気。

町の中心部には教会があり、ヨーロッパ的な洗練されたおしゃれな街並み。

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シンボルである教会は夜になるとライトアップされます。

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観光地なのに物価もそんなに高くないし、個人経営の個性的なカフェや、バー、おみやげ屋さんが多く、どこもおしゃれでいい雰囲気です。レストランやカフェは、欧米の方が経営されていて、メキシコ料理よりもヨーロッパ的な食べ物を出してるところの方が多い感じ。

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そして周囲4kmほどの洗練された旧市街には、アメリカやカナダからの移住者も多く住んでいます。私たちが借りていた部屋も、友達が借りていた部屋も、オーナーはアメリカの方でした。

 

その外側に広がる地域には多くのメキシコ人が住み、もう少し素朴で雑多な雰囲気。ローカル市場もあり、旧市街よりも物価が安いので、そちらでも買い物がしやすい。いい感じにミックスされていて、すごく暮らしやすそう。

 

こんなチープで可愛い車があったり、メキシコの町らしいアイスやタコスの屋台が出ていたりもします。

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住宅街には、壁画が。

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アジェンデ美術学校やエルニグロマンテ文化会館などの、美術学校やギャラリーがあり、多くの芸術家が住むアートの町としてもよく知られているようです。

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オススメのパブ「El Mananlial」

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パブ「El Mananlial」は活気がって、雰囲気もいいです。ご飯はたくさんの種類のタコスや、カルパッチョなど、おつまみに最適なものが、一皿100円〜。お酒もビールや、カクテルが200円くらいからあって、種類が異常に多いのは、メスカル(テキーラ)。

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1回目に行った時は、地元美術大学の卒業生、10人ほどの女子グループと一緒になり、「毎月このメンバーでここで飲むんだ」と話していましたが、かっこよかったのは、メスカル(テキーラ)の飲み方。

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日本で言う所の日本酒みたいな感じなのかな、複数あるメスカルは、値段もピンキリ。その中でも1ショット1,000円近くするような高級なものを頼んで、ストレートで飲むんです。30歳前後であろうと思われる、女子グループがそれぞれお気に入りのテキーラを、ストレートでって!日本のテキーラの楽しみ方とは全く違う!

 

近くのメスカル工場に行ってみた。

近隣の村、アトトニルコにあるメスカル工場にも行ってみました。

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敷地内はとても広く、大部分がリュウゼツランの畑。

大きなホールみたいなものもあったので、ツアーで使われたり、パーティをしたりもするのかもしれませんが、私たちが行った時は、全く人がいなく、畑作業をするおじちゃんに声をかけて、メスカルを購入させてもらいました。

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「工場や、畑をみていくかい?」と言ってもらいましたが暑くてお腹が空いていたので、お断りしてしまいました。

 

これがメスカルの原料になる、リュウゼツランです。

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ちなみにメスカルは、リュウゼツランの樹液を発酵させて蒸留させたものの総称です。その中でも製造方法や、製造地域を限定したものをテキーラと呼んでいるようですが、メキシコ内では、テキーラよりも古典的な手法で製造されたメスカルが多く飲まれています。

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アネホ(Anejo)と呼ばれる、樽の中で1年以上置いたものは、まろやかでコクがあります。その分高級。

一番若い、製造から2ヶ月以内に瓶詰めしたものが、一般的にはブランコ(Blanco)と呼ばれ、2ヶ月〜1年以内熟成させてから、瓶詰めしたものをレポサド(Reposado)と呼びます。これは、レポサド。値段は2,000円くらいだったと思います。

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日本で飲むテキーラよりも、香りの良い美味しいお酒でした、が、アルコール度数が強すぎて、飲み慣れていない私たちはあっという間に酔っ払い。

 

借りてたのはこんな部屋。

大きくはないけれど、キッチンと、ソファあのあるダイニング、寝室が分かれています。

寝室の奥に、もちろんプライベートのシャワーとトイレ。

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アメリカ人の女性の方が、家具もこだわり抜いて何年もかけて改造している、超絶素敵なお部屋でした。

オーナーの方が同じ敷地内に住んでいますが、完全プライベートで1泊3,000円程度。AIRBNBを使い始めて2年たち、借りたお部屋が40軒を超えたいまでも、ここ以上の部屋には出会っていません。

 

この部屋に住むためだけにも、サン・ミゲル・デ・アジェンデに戻りたい。笑

 

この部屋は現在もAIRBNBに登録されています。

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